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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】救急処置及び看護法Ⅱ

科目番号	55023	担当教員名	貴志　知惠子	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	3年

授業概要
【概要】児童・生徒の健康状態を把握し、病的な状態を見抜く力や、急な体調の変化を見極めて適切な対応がとれ、学校現場で多い救急処置に必要な知識と技術を習得し、その場の状況や傷病者の状態に応じた適切な救急処置や保健指導について学習する。
到達目標
【到達目標】救急処置の過程を理解し、傷病者に対して、正しく迅速に緊急性の判断や救急処置を行うとともに、事故防止に向けての保健指導ができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	養護教諭の専門性におけるフィジカルアセスメントフィジカルアセスメントの進め方、フィジカルアセスメントの特徴	講義個人活動　グループ活動全体活動	養護教諭の行うフィジカルアセスメントの流や特徴をまとめる
【2】	フィジカルアセスメントの内容と記録子どもにフィジカルアセスメントを行う意義、フィジカルアセスメントの一般的なガイドライン	講義個人活動　グループ活動全体活動	子どもにフィジカルアセスメントを行う意義についてまとめる
【3】	フィジカルアセスメントの基本技術１問診、バイタルサイン、触診、聴診	講義グループ活動	フィジカルアセスメントの問診について内容を整理する
【4】	フィジカルアセスメントの基本技術２触診、打診、聴診	講義グループ活動	フィジカルアセスメントのバイタルサインについて項目ごとにまとめておく
【5】	部位別フィジカルアセスメント１意識状態のフィジカルアセスメント、顔面のフィジカルアセスメント、脳神経のアセスメント	講義グループ活動	意識状態のフィジカルアセスメントについて意識状態の評価、意識障害の程度についてまとめる
【6】	部位別フィジカルアセスメント２耳のフィジカルアセスメント、眼のフィジカルアセスメント、口唇・口腔。咽頭のアセスメント	講義グループ活動	眼のフィジカルアセスメントのための必要物品の使用方法を整理する
【7】	部位別フィジカルアセスメント３呼吸状態のフィジカルアセスメント、循環器系のフィジカルアセスメント、腹部のアセスメント	講義グループ活動	循環器系のフィジカルアセスメントについてショック症状の原因や症状を確認する
【8】	部位別フィジカルアセスメント４皮膚のフィジカルアセスメント、筋・骨格・関節のフィジカルアセスメント、体温のアセスメント	講義グループ活動	皮膚のフィジカルアセスメントについて発疹の見分け方を確認する
【9】	主訴別・重症度別保健指導と後処置内科的主訴、外科的主訴	講義グループ活動	健康カードを使って内科的主訴、外科的主訴を整理する
【10】	主訴別・重症度別保健指導と後処置後処置、連絡・保健指導	講義グループ活動	後処置として関係方面への連絡や記録の整理をどのように進めるかをまとめる
【11】	実態把握ー病院搬送から下校指示までー医療機関受診、自宅送還、学校での処置、他の専門医療機関・児童相談所・保健所などとの連携	講義グループ活動	実態把握から重症度・緊急度の判断基準を確認する
【12】	救急処置ー適応と効果ー１罨法、体位・部位の保持・安静、保護・湿布・固定、	講義グループ活動	冷罨法と温罨法の適応と救急処置について整理する
【13】	救急処置ー適応と効果ー２補水、呼吸法、洗浄、栄養補給、感染症発生時の対応	講義グループ活動	補水の適応と救急処置について整理する
【14】	救急処置の場面指導１意識障害、頭部打撲、眼打撲、腹部打撲、歯牙骨折等	講義グループ活動	様々な救急場面を想定して救急場面指導をまとめる
【15】	救急処置の場面指導２火傷、蕁麻疹、骨折、腰痛、アキレス腱断裂など	講義グループ活動	様々な救急場面を想定して救急場面指導をまとめる

評価方法
平常点、実技参加態度、試験など総合
教科書
初心者のためのフィジカルアセスメント　荒木田美香子編　東山書房 2800円
参考図書

備考
ノートと付箋紙（縦100㎜、横70㎜）を準備すること