徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    国際交流論

科目番号75064担当教員名高橋　孝途単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次2
授業概要
従来、国際関係に影響を与える国際間の接触は、一部の主体（アクター）に限られたものであったが、グローバル化の急速な進展に伴いこれまでとは違った多様な主体・形態での接触・交流が増加している。これらの動きは、明確な目的の有無にかかわらず、国際社会のみならず国内政治・経済・社会にも少なからず影響を与えている。また、それに伴い様々な課題・問題が生じている。このような国際交流について、の歴史的展開と現状、それに伴う課題を理解し、自身が国際交流の当事者となる基盤を修得する。
到達目標
�　〔棲里閉蟲舛箜慳篥�な理論的背景が未だ曖昧な「国際交流」について、その実相を理解する。
�◆ー�身が国際交流の当事者となる場合に、その実践者あるいは関係者となるための基礎的知識、能力を修得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】４月１２日序論、日本の対外交流の歴史的変遷と特徴講義講義で紹介された日本と国際社会の関わりのうち、初めて聞いた歴史的事項について、確認する。
【2】国際交流の現状の概観講義小課題（出身自治体の姉妹都市と交流趣旨等を調査、調査。調査方法は、講義の中で説明する。）を作成、第４講時に提出
【3】戦間期以降の日本における国際交流史概観
　目的、担い手、対象の変化と多様化		講義第２・３講を踏まえ、自分なりに「国際交流」を仮に定義してみる。
【4】姉妹都市交流の発展と現状講義講義の復習　姉妹都市交流の意義・将来について考える。
【5】青少年交流講義講義の復習　青少年交流の意義について考える。
【6】国際協力活動講義講義の復習
次回講義に備え、2000、2006、2010、2015年末の在留外国人の総数と上位４か国の人数の推移に目をとおし、その変化について考えておく。
【7】多文化共生と異文化理解視聴覚教材多文化共生の観点から我々に求められる態度と課題は何かについて考える。
【8】多文化共生と異文化理解講義・議論講義の復習　自分の周辺もしくは最近の時事問題の中に見え隠れする異文化理解の問題について考える。
【9】プロトコール（国際儀礼）講義最近のニュースの中からプロトコールの具体例を見出すように努める
【10】国際交流の課題・事業評価講義講義の復習　事業強化の必要性及びその手段について考える。
【11】国際協力活動実践者による講義講義講義実施者の所属団体のWEB−SITEを事前に閲覧し、その活動状況を確認しておく。
【12】国際交流プログラムの検討
これまでの講義の知識と自身の創造力を駆使して、国際交流プログラムをENDｓ−WAYS−MEANSを明らかにしながら組み立てる。		ワーク第１４講で行う発表の準備を行う
【13】台湾・韓国からの日本語研修団との交流ワーク（国際交流の実践）第１２講最後に説明した交流概要を踏まえ、具体的な内容について事前に準備する
【14】発表と議論 受講者による発表と議論発表・議論他の受講者からの発表を振り返り、自身のプログラムの改善点等がないか考える
【15】まとめ講義　
評価方法
平常点：２０％
小課題：１０％
１２講のワーク結果：４０％
１４講の発表：２０％
同上の議論への参加状況：１０％　　
教科書
なし。レジュメ、配布資料で講義を行います。
参考図書
講義の中で適宜紹介する。
備考
本学において、初めて開講される科目であるため、受講者の理解度等に応じ、シラバスの細部を変更することがある。
オフィスアワー：水、木曜日　１５時〜１７時、１号館国際部事務室（これ以外でも、事前アポ取り可能です）