徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    応用分析学

科目番号75129担当教員名鈴木 真也単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次新カリ4年
授業概要
臨床検査等の現場で用いられている生体試料の代表的分析方法の原理、意義、診断等への応用例を説明する。さらに、今後臨床応用される可能性のある最新の分析技術等についても同様に概説する。薬毒物の検出方法を列挙し、その応用例等を説明する。週二回の集中講義方式にて、講義毎の演習問題を介して知識の定着をはかる。
到達目標
1臨床分析に供するための生体試料の前処理法を列挙し、その原理や意義を概説できる。
2臨床分析における精度管理および標準物質の意義を説明できる。
3臨床分析に用いられている代表的分析方法を列挙し、その原理の概要、意義、診断等への応用例を説明できる。
4代表的な薬毒物の分析法について列挙し、その概要を説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】臨床分析総論。生体試料の目的に即した前処理法 C2(6)・分析の準備講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【2】精度管理、臨床分析における精度管理、標準物質の意味 C2(6)・分析の準備講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【3】酵素分析、定量の根拠、酵素活性の分析 C2(6)・分析技術講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【4】酵素的分析、C2(6)・分析技術講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【5】抗体の性質、各種免疫測定法 C2(6)・分析技術講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【6】電気泳動法の原理と特性 C2(5)・電気泳動法講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【7】電気泳動法各論 電気泳動を用いた臨床分析例 C2(5)・電気泳動法, C2(6)・分析技術講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【8】イムノブロット法、免疫沈降法 C2(6)・分析技術講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【9】感染症検査、遺伝子関連検査 C2(6)・分析技術講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【10】ドライケミストリー C2(6)・分析技術講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【11】新しい分析技術、バイオイメージング、マイクロチップ(アレイ)法 C2(6)・分析技術講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【12】薬毒物の分析の概要、総論 D2(1)・化学物質の毒性講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【13】薬毒物の分析法各論(1) D2(1)・化学物質の毒性講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【14】薬毒物の分析法各論(2) D2(1)・化学物質の毒性講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
【15】まとめ講義、演習演習問題の振り返り、プリント内容の復習
評価方法
試験の点数
教科書
パートナー分析化学II 山口政俊他編 南江堂、講義内容を整理したプリント
参考図書
今日の臨床検査 2007.2008 河合 忠他 監修 南江堂
法医裁判化学 山本郁男編 廣川書店
備考
薬学教育モデル・コアカリキュラムC2(5)「分離分析法」のうち・電気泳動法、(6)「臨床現場で用いられる分析技術」のうち・分析の準備、・分析技術およびD2(1)「化学物質・放射線の生体への影響」のうち・化学物質の毒性に対応。
本講義は、本講義前の薬品分析学3(2年前期)、機器分析学(2年後期)および同時期に開講される毒性学と関連する。
オフィスアワー(鈴木):水曜日12:20〜13:10、金曜日16:30〜17:30 場所:21-0703