徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    炎症性疾患の薬物学

科目番号75185担当教員名赤木 正明単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次新カリ3年
授業概要
創傷とその治癒の過程における炎症の位置づけを概説した後、抗炎症薬の薬理作用、作用機序、有害作用、薬物相互作用および臨床応用などを概説する。また、アレルギー・自己免疫疾患について概説した後、その薬物治療と使用薬物の薬理作用、作用機序、有害作用、薬物相互作用および臨床応用などを概説する。
到達目標
抗炎症薬、抗アレルギー薬、自己免疫疾患治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用、薬物相互作用および臨床応用などを生理機能との関連から理解し、治療薬を正しく評価できる能力を身につける。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】創傷とその治癒の過程における炎症の位置づけを説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【2】非ステロイド性抗炎症薬の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【3】ステロイド性抗炎症薬の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【4】アレルギー疾患治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【5】アトピー性皮膚炎、じんましん、接触性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、消化管アレルギーの病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【6】アレルギー性鼻炎、花粉症、気管支ぜんそくの病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【7】スティーブンス-ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死症を含む薬剤アレルギーの原因薬剤とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【8】アナフィラキシーショック、尋常性乾癬、水疱症、光線過敏症の病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【9】ベーチェット病、バセドウ病、橋本病、悪性貧血の病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【10】重症筋無力症、多発性硬化症、シェーグレン症候群、アジソン病などの病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【11】全身性エリテマトーデス、強皮症、筋炎などの病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【12】臓器移植に使用する薬物の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【13】関節リウマチの病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【14】変形性関節症の病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムE2(2)・該当部分の講義を行う。講義人体構造・機能学、生理学、病態検査学、免疫学を復習するための教材を完成させ、提出すること
【15】講義全般のまとめこの単元の総復習この単元の総復習を行い、提出すること
評価方法
筆記試験
教科書
重信弘毅監修「パートナー薬理学改訂第2版」南江堂
参考図書
今日の治療薬、日本語版監修 清野裕「病態生理に基づく臨床薬理学」メディカル・サイエンスインターナショナル
備考
薬学教育モデル・コアカリキュラムE2(2)「免疫・炎症・アレルギーおよび骨・関節の疾患と薬」のうち、・抗炎症薬、・免疫・炎症・アレルギー疾患の薬、病態、治療、に対応。
本講義は、本講義前に開講される人体構造・機能学(1年後期)、生理学1,2 (2年前・後期)、病態検査学(2年後期)、基礎薬理学(2年後期)および同時期に開講される免疫学(3年後期)と関連する。
オフィスアワー:月曜日17:00-18:00 木曜日8:00-9:00 場所:21-0804