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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】救急処置及び看護法Ⅱ

科目番号	75223	担当教員名	貴志　知惠子	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	3年

授業概要
本授業では、「養護教諭の行う養護実践のプロセス」「学校における看護的技術」等、学校という教育の場の背景や特徴を踏まえた支援に特化し、養護教諭に必要な看護能力について学ぶ。その中でも学校救急処置について、学校現場で役立つ看護の知識と技術について、養護教諭に必要な基礎的な看護の知識や看護技術を学修する。
到達目標
①学校での養護教諭に必要な救急処置能力や児童生徒の健康問題について知ることができる。（知識・理解）。 ②児童生徒の成長発達について理解し、健康問題に意欲的に取り組むことができる（関心・意欲）。 ③学校看護の知識や看護技術によって、健康問題の解決に向けて考え、判断することができる(思考・判断）。 ④児童生徒の心身の健康状態を判断し、的確な救急処置能力や看護能力を発揮することができる（技能）。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	学校における救急処置の技術（捻挫・打撲・肉離れ）冷罨法：RICE罨法（Rest・Ice・Compression・Elevation）	講義グループ演習実習	①p75～77・②p96～99、p145～147、プリント鼻・耳・喉のしくみと働きを整理する。
【2】	学校における救急処置の技術(耳鼻咽喉）鼻血、気道異物、耳異物、虫刺され	講義グループ演習実習	①p73～74・プリント目のしくみと働きについて整理する。
【3】	学校における救急処置の技術（眼）目の構造、眼科	講義グループ演習実習	プリント身体の骨と筋肉についてまとめる。
【4】	学校における救急処置の技術(骨折）骨折・・骨折の分類と救急処置の基本、	講義グループ演習実習	①p86～90、②p28～31、プリント、頭蓋を形成する骨、主な孔、管、血管と神経をまとめる。
【5】	学校における救急処置の技術(頭部打撲）打撲後に起こる症状、手当ての手順	講義グループ演習実習	①p72～73、②p31～32、②157～160 顔面の骨や筋肉、歯について整理する。
【6】	学校における救急処置の技術(顔面打撲）歯牙・口腔の学校救急処置歯牙脱臼、歯牙歯折の救急処置	講義グループ演習実習	①p240～243、②p121～143 心臓のしくみと働きについて整理する。
【7】	学校における救急処置の技術(心臓疾患）	講義グループ演習実習	P214、プリント熱中症の症状と救急処置についてまとめる。
【8】	学校における救急処置の技術(熱中症）骨折・・骨折の分類と救急処置の基本、	講義グループ演習実習	①p188、②p93～96、プリント火傷の症状と深さ、救急処置についてまとめる。
【9】	学校における救急処置の技術(火傷）熱傷・凍傷の救急処置熱傷の症状と深さ、凍傷	講義グループ演習実習	①p215～217、②p237～240 アナフィラキシーショックの救急処置の実際についてまとめる。
【10】	学校における救急処置の技術(ショック）ショックノ症状、アナフィラキシーショックへの対応	講義グループ演習実習	プリント水に溺れた場合の救急処置についてまとめる。
【11】	学校における救急処置の技術(溺水）水に溺れたとき、水中から救助するとき、救急処置の手順	講義グループ演習実習	プリント教育実習校での救急処置指導案（保健学習）を作成する。
【12】	学校における救急処置教育保健学習における小学校・中学校・高等学校での救急処置	講義グループ演習実習	プリント教育実習校での救急処置指導案（保健指導）を作成する。
【13】	学校における救急処置教育保健室における救急処置時の保健指導	講義グループ演習実習	(プリント）スポーツと外傷・障害についてまとめる。
【14】	学校における救急処置教育スポーツでよく起こる外傷・スポーツ障害	講義グループ演習実習	プリント保健室の備品と用意しておきたい救急用品
【15】	学校における救急処置教育保健室備品と学校救急処置用意しておきたい救急用品	講義グループ演習実習	プリント

評価方法
毎回の予習課題提出および筆記試験・レポートによる
教科書
養護教諭･看護師･保健師のための学校看護　岡田加奈子他編著　東山書房　2300円、、新看護学１　専門基礎(1)人体のしくみとはたらき　河原克雅他執筆　医学書院　1836円
参考図書
保健室で役立つフィジカルアセスメント　山内豊明監修　東山書房　2600円、

備考
教科書の他にノートと付箋紙（縦100㎜、横70㎜）を毎回持参すること