徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    中枢神経系疾患の薬物学

科目番号75226担当教員名山川 和宣単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次新カリ3年
授業概要
中枢神経系の疾患の薬、病態、治療に関する知識を修得し、医薬品の作用する過程を理解する
到達目標
医薬品を薬効に基づいて適正に使用できるようになることと、薬物の生体内における作用に関する基本的事項を修得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】全身麻酔薬、催眠薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【2】麻薬性鎮痛薬、非麻薬性鎮痛薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用(WHO 三段階除痛ラダーを含む)を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【3】中枢興奮薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【4】統合失調症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析(p472〜p479)を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【5】うつ病、躁うつ病(双極性障害)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析(p465〜p472)を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【6】不安神経症(パニック障害と全般性不安障害)、心身症、不眠症について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析(p459〜p465)を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【7】てんかんについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析(p480〜p493)を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【8】脳血管疾患(脳内出血、脳梗塞(脳血栓、脳塞栓、一過性脳虚血)、くも膜下出血)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【9】Parkinson(パーキンソン)病について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析(p493〜p501)を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【10】認知症(Alzheimer(アルツハイマー)型認知症、脳血管性認知症等)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析(p501〜p510)を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【11】片頭痛について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)について説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【12】眩暈の発生機序について制吐薬、鎮暈薬について治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【13】薬物依存症、アルコール依存症が中枢神経系に及ぼす影響及び機序について説明できる。E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【14】脳炎・髄膜炎、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、Narcolepsy(ナルコレプシー)について病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。、E2(1)・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療講義, 各講義で教科書及び配布する資料について学習する予習:プログラム学習による病態と処方解析を熟読, 復習:配布資料を熟読して理解をする
【15】まとめ総おさらい問題を解くことで、本講義の理解する各講義で出題された問題を解いて、よく理解しておく。
評価方法
試験
教科書
プログラム学習による病態と処方解析 (廣川書店)
参考図書
今日の治療薬(南江堂)
備考
薬学教育モデルコアカリキュラムE2(1)「神経系の疾患と薬」のうち、・中枢神経系の疾患の薬、病態、治療に対応。
この講義は本講義前に開講される基礎薬理学(2年後期)と関連する 講師として庄野 文章氏、京谷 庄二郎氏、徳島赤十字病院外科部長 阪田 章聖氏、同皮膚科部長 浦野 芳夫氏を招聘。