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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】救急処置及び看護学Ⅰ

科目番号	75247	担当教員名	貴志　知惠子	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	3年

授業概要
【授業概要】本授業では、「養護教諭の行う養護実践のプロセス」「学校における看護的技術」等、学校という教育の場の背景や特徴を踏まえた支援に特化し、養護教諭に必要な看護の能力が学べるよう、学校看護概論と援助技術について簡潔に述べる。さらに、学校現場で役立つ看護の知識と技術について、養護教諭に必要な基礎的な看護の知識や看護技術に関する種々の概念を学習する。
到達目標
【到達目標】学校看護の知識や看護技術によって、心身の健康状態を判断し、的確な救急処置の能力や看護能力を発揮することができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	養護教諭の行う養護実践のプロセス救急処置活動の法的根拠と範囲	講義個人活動　グループ活動全体活動	①P48～49、P44、養護教諭のおこなう救急処置・救急処置活動についてまとめる
【2】	緊急スクリーニング：緊急度の判断緊急度の判断：状態、緊急度の判断：バイタルサイン	講義個人活動　グループ活動実習	①P50～51、59、60、62 直ちに手当・通報すべき傷病についてまとめる
【3】	一次救命処置（BLS：Basic Life Support) 心肺蘇生法・・意識・呼吸確認、気道確保、人工呼吸、胸骨圧迫	講義個人活動　グループ活動実習	プリント心肺蘇生法の方法についてまとめる
【4】	一次救命処置（BLS：Basic Life Support) AED(自動体外式除細動器）の使い方	講義個人活動　グループ活動実習	プリント AED(自動体外式除細動器）の仕組みと働き、使い方についてまとめる。
【5】	一次救命処置（BLS：Basic Life Support) 気道閉塞と気道確保、気道異物除去	講義個人活動　グループ活動実習	プリント気道閉塞の原因、気道確保の方法を調べ、気道異物除去の方法を調べる。
【6】	学校における救急体制学校場面で想定される救命処置場面と対処について学校での傷病発生の現状と養護教諭の役割	実習	学校生活で想定される心肺蘇生の必要な場面について、どのように対応するかをまとめる。
【7】	学校における救急処置の技術体位の種類と特徴	講義演習	学校での救急管理マニュアル
【8】	学校における救急処置の技術搬送法・・	講義実習	①P141～145 体位の種類と特徴についてまとめる
【9】	学校における救急処置の技術止血法・・出血の種類と止血の重要性、止血の基本原則	講義実習	①P153～156
【10】	学校における救急処置の技術包帯法・・包帯の種類と特徴、巻軸帯	講義実習	①P163～168 巻軸帯の種類と適応、巻き方についてまとめる。
【11】	学校における救急処置の技術包帯法・・三角巾の扱いと活用	講義グループ活動	①P168～170 三角巾の特徴と扱い方についてまとめる。
【12】	学校における救急処置の技術包帯法・・三角巾の活用	講義演習	①P171～175 三角巾の具体的な活用方法についてまとめる。
【13】	学校における救急処置の技術包帯法・・副子による固定	講義演習	①P175～178 副子包帯をあてる時の注意についてまとめる。
【14】	総合シミュレーション学校場面で想定される救命処置場面と対処について	講義グループ活動	プリントスポーツ振興センターHPより学校での傷病事例をあげる。
【15】	学校における救急処置の技術（外傷）傷の種類と救急処置・・切傷、刺創、擦過傷、挫創、咬傷	講義グループ活動	傷の種類と救急処置についてまとめる。

評価方法
毎回の予習課題提出、レポート・試験による
教科書
学校看護ー学校環境と身体的支援を中心にー　　東山書房　　岡田加奈子、他編著　　2300円
参考図書
授業の中で紹介

備考
教職履修者を対象とした授業内容であるノートと付箋紙（縦100㎜、横70㎜）を準備すること