徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    経済学��(Economics ��)

科目番号84341担当教員名松本　哲人単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
経済学は、独立の学問分野として成立してからまだ140年程度しかたっていない。
本授業では、学問としては比較的短期間に急速に成長した経済学の体系を、歴史上、著名な経済学者の思想を通して理解し、その理論や歴史的背景ならびに政策的含意を知ることを目標とする。
到達目標
�｜亮院瞥�解）：経済学の基本的な概念を経済学の歴史を通して理解し、幅広い知識を身につける。
��態度（関心・意欲）：歴史的なトピックスと現実の問題を結びつけることができる。
�５伺宗壁集宗法Х从儚悗陵�論と歴史を自分の言葉で論理的に整理し、文章化する。
�せ弭諭θ獣如�歴史と現在を結びつけ、課題を設定し、答えを導き出すことを通して、専門能力を身につける。
なお、本講義は上述�　銑い鮓�ればわかるように、徳島文理大学短期大学部商科のディプロマ・ポリシーの２番目の側面を重視しており、�，�よび�い魯妊�プロマ・ポリシーの内容ととりわけ合致している。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス―経済学を学ぶ前に講義配布資料を読み、講義内容を予習する(3時間30分）
【2】経済学とはどのような学問か講義次回の予習（教科書1-14頁）と今回の復習(3時間30分）
【3】ジョン・ロック：私的所有権の起源講義次回の予習（教科書15-33頁）と今回の復習(3時間30分）
【4】アダム・スミス：市場社会の基礎理論講義次回の予習（教科書35-46頁）と今回の復習(3時間30分）
【5】リカードとマルサス講義次回の予習（教科書47-60頁）と今回の復習(3時間30分）
【6】カール・マルクス講義次回の予習（教科書61-77頁）と今回の復習(3時間30分）
【7】限界革命講義次回の予習（教科書79-90頁）と今回の復習(3時間30分）
【8】アルフレッド・マーシャル講義次回の予習（教科書91-104頁）と今回の復習(3時間30分）
【9】ソーステイン・ウェブレン講義次回の予習（教科書105-123頁）と今回の復習(3時間30分）
【10】ジョン・メイナード・ケインズ講義次回の予習（教科書125-143頁）と今回の復習(3時間30分）
【11】フリードリッヒ・ハイエク講義次回の予習（教科書145-161頁）と今回の復習(3時間30分）
【12】ミルトン・フリードマン講義次回の予習（教科書163-176頁）と今回の復習(3時間30分）
【13】ゲーム理論講義次回の予習（教科書177-185頁）と今回の復習(3時間30分）
【14】進化経済学と経済学の未来講義今回の復習およびこれまでの総復習(3時間30分）
【15】まとめ――経済学の理論・歴史・政策講義期末テストに向けた総復習(18時間30分）
評価方法
筆記テスト（６０％）＋レポート（４０％）
教科書
江頭進 2015.『はじめての人のための経済学史』新世社。
参考図書
ロバート・L. ハイルブローナー 2001.『入門経済思想史 世俗の思想家たち』ちくま学芸文庫。
山崎好裕 2004.『新版・おもしろ経済学史―歴史を通した現代経済学入門』ナカニシヤ出版。
池上彰 2013. 『池上彰のやさしい経済学 (1) しくみがわかる』日経ビジネス人文庫。

その他、参考文献については講義内において資料を配布する。
備考
本学の規定により授業時数の３分の２以上の出席がない場合、期末試験を受けることはできない。
また、私語等の講義を妨害する行為については、いかなる理由があろうとも、期末テストの採点対象外とする。
大学設置基準第21条2項は、「一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする内容をもつて構成すること」と定めており、本講義も講義時間も含めて90時間の学修により二単位を認定する。
よって、本講義においては、90分（1.5時間）講義×15回＝22.5時間および自主学修67.5時間（1週あたり4.5時間）の学修によって二単位を認定することになる。
就職活動を理由として欠席する場合でも、上述の大学設置基準は国による統一ルールであるため、同様の規則を適用し、講義時間＋自主学習時間を超えた学習成果を提示できない場合は単位を認定することはできない。
時間外学習時間欄に記載の時間はあくまでも目安である。

オフィスアワー：毎週火曜日昼休みおよび３講時個人研究室にて
なお、オフィスアワー以外の面会に関しては、事前に必ずメール等を通して連絡すること。