徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    公衆衛生学特論(予防医学を含む)

科目番号84447担当教員名藤田 義彦単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次専攻科
授業概要
 家庭,学校,事業場などにおいて,上下水道および廃棄物処理などはライフラインとして必須である.それらの施設の内容や環境維持管理の重要性などについて詳しく把握する.さらに,化学物質などによる汚染について公衆衛生面から考察するとともに地球環境問題について認識を深める.人間生活向上,健康を守るために的確な思考・判断力・技術を身につける.
到達目標
(1)知識(理解):家庭,学校,事業場などにおいて,上下水道および廃棄物処理などが理解できる.
(2)態度(関心・意欲):環境維持管理の重要性を考える.
(3)技能(表現):身体的障害を回避するために環境維持管理の技能を身につける.
(4)思考・判断:人間生活向上,健康を守るために地球環境問題を考え,判断できる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】環境問題:地球環境・エネルギー問題.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう現在の地球環境・エネルギー問題について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【2】循環型社会:循環型社会の実現,環境ISO.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう持続可能な循環型社会について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【3】現在のエネルギー:原子力発電.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう福島原発を例として原子力発電の利点,欠点について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【4】これからのエネルギー:再生可能エネルギー,リサイクル・エネルギー,従来型のエネルギー,新エネルギーの現状と展望.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう新エネルギーと従来型のエネルギーの比較し,利点,欠点について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【5】大気汚染:ガス状・粒子状物質,酸性雨,オゾン層の破壊.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう酸性雨,オゾン層の破壊の原因について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【6】地球温暖化:二酸化炭素濃度の影響,原因物質,生活影響.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう二酸化炭素の濃度が高くなる原因について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【7】土壌物質:循環,働き,破壊.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう土壌成分・循環について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【8】土壌汚染:汚染物質,健康被害,土壌修復.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう土壌汚染物質の種類と健康被害,土壌修復方法について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【9】水と健康:水資源,水の生理作用と健康.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう水の生理作用と健康について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【10】水質汚染:現状,指標,水質基準,富栄養化,海洋汚染,上水道,下水道,高度処理.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう富栄養化と発がん性物質の生成について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【11】化学物質:プラスチック,環境問題の起因化学物質,環境ホルモン,ダイオキシン.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう環境ホルモンの種類と人体の影響について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【12】環境中の有害化学物質:無機・有機化合物,安全性,環境中排出防止法.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう環境中の有害無機・有機化合物の種類と排出防止法について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【13】廃棄物:資源の有限,マテリアルバランス.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう資源の有限性について教科書,図書等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成.
【14】リサイクル:資源ゴミ,缶,紙,プラスチック,家電製品の再利用.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう再利用率を高める方法について教科書,図書,資料等で調べる.
【復習】課題解決,ノート作成
【15】まとめ:環境汚染の防止や二酸化炭素の削減の実行可能な方法を考える.講義
ディスカッション
口頭発表
【予習】口頭発表できるよう環境汚染の防止や二酸化炭素の削減の実行可能な方法について教科書,図書,資料等で調べる.
【復習】課題解決,レポート,ノート作成.
評価方法
平常点(10%),口頭発表(10%),筆記試験(70%),レポート(10%).
教科書
人と環境 合原眞他著 三共出版
参考図書
(1)シンプル衛生公衆衛生学2017 鈴木庄亮 他著 南江堂
(2)不都合な真実(エコ編)アル・ゴア 枝廣淳子訳 ランダムハウス講談社
(3)生物と無生物のあいだ 福岡伸一 講談社現代新書
(4)第3版法医裁判化学 藤田義彦他著 廣川書店
備考
オフィスアワー:前期 金曜日10:50〜12:20 研究室(1号館8F)
        後期 金曜日10:50〜12:20 研究室(1号館8F)