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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 84687 | 担当教員名 | 武田 紘一 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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| 授業概要 |
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| 戦後におけるわが国の教育・保育は終戦の混乱期を経て、今日に至るまで様々な考え方や政策が試みられてきた。本講では戦後の幼稚園及び保育所に焦点をあて、これらがどのようにして発展してきたかについて、参考文献の内容を踏まえつつ詳細な考察を行うとともに、どのような課題が提示され、解決されようとしてきたかを明確にしていく。同時に、その時々の幼保に深く関わってきた人々の提案・思想がその後の幼児教育の展開や国の方針にいかなる影響を与えてきたかなどについて追究していく。 |
| 到達目標 |
| 〇学校教育法や児童福祉法の制定と関連して、幼稚園教育要領や保育所保育指針の成立とそのプロセスを理解し、自らの見解も含めて説明できる。〇幼保の問題がその時々の社会的背景といかに関わってきているかに関心を持ち、進んで史的内容を学ぶ態度を身につける。〇発表、討論を通じて確かな私見を持つことができ、発表力や文章表現力をも高め、課題解決力を養う。〇文献の読解力を身につけ、広く深く思考して、幼保に関する史的内容を踏まえた総合的な判断ができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | オリエンテ−ション；本授業の内容、到達目標、展開方法（文献・資料、発表、質疑応答等）の説明及び予習・復習の徹底について説明。資料配付。（9回までは『戦後保育史第1巻』を中心に） | ・説明・質疑応答 ・資料配付 | ・既習内容の復習。 ・オリエンテ−ションの内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所の熟読。（今後は前もって次時の資料配付するため、次時の予習を徹底すること。）2h |
| 【2】 | 学校教育法の制定と幼稚園に関する規定の成立過程 | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。3h |
| 【3】 | 保育要領の作成と保育の実際 | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。進歩主義教育運動 ・不明な点や分からないところを整理しておく。3h |
| 【4】 | 保育要領から幼稚園教育要領へ | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。3h |
| 【5】 | 教育職員免許法の成立と幼稚園教員養成 | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。 ・不明な点や分からないところを整理しておく。3h |
| 【6】 | 保育所運営要領の作成とその内容 | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。3h |
| 【7】 | 保母資格の認定と保母養成（保母養成と保母試験を中心として） | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。・不明な点や分からないところを整理しておく。3h |
| 【8】 | 保母資格の認定と保母養成（認定による保母資格取得を中心として） | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。3h |
| 【9】 | 保育所の発展（要保護の実態と保育所整備の在り方をめぐって） | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。3h |
| 【10】 | (以下では『戦後保育史第2巻』を中心に） 幼稚園教育の再編成について（教育課程審議会の答申を中心に） | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。3h |
| 【11】 | 幼稚園教員養成計画とその実際 | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。3h |
| 【12】 | 第2次幼稚園教育振興計画策定と私立幼稚園連合会の反応 | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。3h |
| 【13】 | 心身障害（がい）児に対する国の対応（今日との比較を含む） | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。 ・不明な点や分からないところを整理しておく。3h |
| 【14】 | 幼児教育の背景（国際的なうごきと日本のうごき） | ・講義と演習形式の併用 ・発表と質疑応答 ・討論 | ・授業内容をまとめる。 ・配付資料の該当箇所を熟読し、ポイントをレジュメにまとて次時の発表準備をする。 ・到達目標に関する試問に対しての準備をしておく。3h |
| 【15】 | 戦後における幼保の対策と展望の中から、課題を明確にする。資料の補足説明・解説。 ・到達目標に関する試問。 | ・講義と試問。 ・質疑応答。 | ・授業内容の全体を通して、戦後の幼保の政策、検討内容を理解したか否かを自らも確認する。3h |
| 評価方法 |
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| レポート（50%）、平常点（50%。発表・討議への意欲的な取り組み姿勢、学修態度等）により総合的に評価します。 |
| 教科書 |
| 参考図書（第1巻、第2巻）の中から、抜粋・印刷し適宜配布する。 |
| 参考図書 |
| 岡田正章、宍戸健夫、森上史郎他編『戦後保育史第1巻』、『戦後保育史第2巻』フレ−ベル館 |
| 備考 |
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| オフィスアワ−；金曜日の5講時（研究室 9号館10階） |