徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    社会調査論

科目番号84808担当教員名古本 奈奈代単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
情報環境の整備に伴い、官公庁や企業においては、ネットワークによる情報の交換は日常的なものであり、かつ不可欠な手段となっている。このような情報化は個人レベルに及び、社会における情報の倫理的取り扱いについての知識や技術はきわめて重要である。 データ収集や調査を行う際に考慮しなければならない個人情報・プライバシーなどに関して、問題が生じないようにするにはどのような技術が必要かを学ぶ。 また、調査の基礎知識として、調査手法・技術の概要を理解する。具体的事例をいくつかを取り上げ、調査技術、調査票の設計、データ収集と分析の方法を学ぶ。
到達目標
知識:社会における情報の倫理的取り扱いについて説明することができる。
態度:データ収集や調査を行う際に倫理的取り扱いを行うことができる。
技能:収集したデータを的確な分析方法を使って分析することができる。
思考:個人情報・プライバシーなどに関して、問題が生じないようにするために正しい判断をすることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】社会調査論の概要講義と演習講義の復習
【2】調査法とデータの種類・性格講義と演習講義の演習
【3】調査の企画、設計講義と演習講義の演習と課題レポート
【4】調査票のデザイン講義と演習講義の演習と課題レポート
【5】調査データの入力フォーム講義と演習講義の演習と課題レポート
【6】実例調査データのクリーニング、整理講義と演習講義の演習と課題レポート
【7】単純集計、クロス集計講義と演習講義の演習と課題レポート
【8】分類測定値の取り扱い講義と演習講義の演習と課題レポート
【9】調査票の作成1講義と演習調査の企画・準備
【10】調査票の作成2(予備調査によるフィードバック)講義と演習調査の企画・準備
【11】調査の実施講義と演習調査の企画・準備
【12】調査データの入力講義と演習データ分析
【13】調査資料の総合的な分析1(基礎統計)講義と演習データ分析
【14】調査資料の総合的な分析2(項目間の関連)講義と演習データ分析
【15】調査資料のまとめと報告講義と演習講義の復習と考察
評価方法
レポート(40%)、試験(60%)
教科書
随時資料配付
参考図書
石村貞夫他著:SPSSでやさしく学ぶ統計解析、東京図書
備考
オフィスアワー:水曜日16:30-18:00