徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    創薬化学1 Drug Discovery Chemistry 1

科目番号85082担当教員名山本 博文単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期集中対象年次5年6年
授業概要
医薬品の専門家として、薬物の安定性や相互作用を物質根拠に基づいて予測できることは重要である。本講義では、多様化する医薬品を化学構造から考察し、起こりえる様々な化学反応を反応機構から説明する.また,実際の医薬品(抗がん剤)合成に用いられる反応を例に,化学構造や立体化学が位置選択制や立体制御に与える影響についても解説する。
到達目標
化学反応を電子移動で説明できる。
化学反応の位置選択制や立体制御について反応例を用いて説明できる。
抗ガン剤の合成法について理解し、その方法を提案できる。
医薬品製造に関わる合成反応において、E-ファクターや原子効率を用いて説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬物を合成するための逆合成解析について解説する。C5-(2)-5-1)講義および演習【予習】テキスト熟読 p787-789
【復習】テキスト問題 p817-818
【2】二重結合構築法とその立体化学制御について解説する C5-(2)-2-2)講義および演習【予習】テキスト熟読 p831-835
【復習】テキスト問題 p838-839
【3】環状化合物の立体選択的反応について解説する C5-(2)-2-2)講義および演習【予習】テキスト熟読 p879-884
【復習】テキスト問題 p905-906
【4】ジアステロレオ選択性とその制御について解説する C5-(2)-2-2)講義および演習【予習】テキスト熟読 p914-916
【復習】テキスト問題 p930-931
【5】ぺリ環状反応1:付加反応について解説する C5-(2)-1-1)講義および演習【予習】テキスト熟読 p932-936
【復習】テキスト問題 p968-969
【6】ぺリ環状反応2:シグマトロピー転位と電子環状反応ついて解説する (コアカリキュラム以外)講義および演習【予習】テキスト熟読 p986-988
【復習】テキスト問題 p994-996
【7】転位反応について解説する C5-(2)-1-2)講義および演習【予習】テキスト熟読 p1021
【復習】テキスト問題 p1030-1031
【8】開裂反応について解説する (コアカリキュラム以外)講義および演習【予習】テキスト熟読 p1033-1034
【復習】テキスト問題 p1049-1050
【9】ラジカル反応の特徴ついて解説する (コアカリキュラム以外)講義および演習【予習】テキスト熟読 p1063-1064
【復習】テキスト問題 p1084-1085
【10】カルベン反応の特徴ついて解説する (コアカリキュラム以外)講義および演習【予習】テキスト熟読 p1093-1095
【復習】テキスト問題 p1112-1113
【11】抗がん剤の合成の現状について概説する C5-(2)-5-1)講義および演習【予習】テキスト熟読 p792
【復習】復習テキスト作成
【12】抗がん剤の合成1:抗がん剤の合成法について解説する C5-(2)-5-1), C5-(2)-3-1), C5-(2)-4-1)講義および演習【予習】テキスト熟読 p793
【復習】復習テキスト作成
【13】抗がん剤の合成2:抗がん剤の合成法について解説する C5-(2)-5-1), C5-(2)-3-1), C5-(2)-4-1)講義および演習【予習】テキスト熟読 p795
【復習】復習テキスト作成
【14】抗がん剤の合成3:抗がん剤の合成法について解説する C5-(2)-5-1), C5-(2)-3-1), C5-(2)-4-1)講義および演習【予習】テキスト熟読 p807
【復習】復習テキスト作成
【15】抗がん剤の合成4:抗がん剤の合成法について学習する C5-(2)-5-1)講義および演習【予習】テキスト熟読 p811
【復習】復習テキスト作成
評価方法
レポート、口頭試問
教科書
ウォーレン有機化学 下 (東京化学同人)
参考図書
ウォーレン有機化学 上 (東京化学同人)
創薬化学・有機合成からのアプローチ(東京化学同人)
備考