徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    化学実習2 Practice in Basic Chemistry 2

科目番号85281担当教員名梅山 明美単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
日本薬局方に収載されている生薬の基原,性状,含有成分,品質評価などの基本的知識を学習すると共に,生薬成分の抽出,単離,精製法及び分析法を学ぶ。また漢方処方の調整も行う。さらに,各種医薬品の確認試験法を学ぶことにより,官能基について理解を深め,また,医薬品の持つ薬理,生理,生化学的性質についても理解を深め,医薬品を総合的に把握する能力を身につける。
到達目標
生薬に含まれる化学成分の構造,性質が説明できる。日本薬局方に収載されている生薬の鑑定できる。また各種医薬品の確認反応が説明できると共に,代表的な官能基の定性試験が説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生薬ボタンピの成分の抽出,C5(2) ・天然生理活性物質の扱い実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。生薬標本を観察し,生薬鑑定のための予習を行う。復習:レポートを作成して理解を高める
【2】生薬ボタンピの成分のカラムクロマトグラフィーによる精製,C5(2) ・天然生理活性物質の扱い実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。生薬標本を観察し,生薬鑑定のための予習を行う。復習:レポートを作成して理解を高める
【3】ペオノールの再結晶による精製,C5(2) ・天然生理活性物質の扱い実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。生薬標本を観察し,生薬鑑定のための予習を行う。復習:レポートを作成して理解を高める
【4】精油定量法の操作について学ぶ,C5(2) ・天然生理活性物質の扱い実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。生薬標本を観察し,生薬鑑定のための予習を行う。復習:レポートを作成して理解を高める
【5】アルカイロイド生薬の確認試験,C5(1) ・生薬の同定と品質評価実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。生薬標本を観察し,生薬鑑定のための予習を行う。復習:レポートを作成して理解を高める
【6】サポニンフラボノイド生薬・フェノール性生薬の確認試験,昇華性生薬の確認試験と生薬の純度試験,C5(1) ・生薬の同定と品質評価実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。生薬標本を観察し,生薬鑑定のための予習を行う。復習:レポートを作成して理解を高める
【7】漢方処方の紫雲膏の調整,実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。生薬標本を観察し,生薬鑑定のための予習を行う。復習:レポートを作成して理解を高める
【8】生薬鑑定,C5(1) ・生薬の基原,C5(1) ・生薬の同定と品質評価実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。生薬標本を観察し,生薬鑑定のための予習を行う。復習:レポートを作成して理解を高める
【9】カルボニル化合物の定性試験,C2(3) ・定性分析実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。復習:レポートを作成して理解を高める
【10】フェノール類の定性試験,C2(3) ・定性分析実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。復習:レポートを作成して理解を高める
【11】第一級アミン,四級アンモニウムの定性試験,C2(3) ・定性分析実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。復習:レポートを作成して理解を高める
【12】a-アミノ酸に定性試験,特殊反応(蛍光,ピリドキシンのギップス反応),C2(3) ・定性分析実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。復習:レポートを作成して理解を高める
【13】特殊反応(アスコルビン酸の酸化反応,沈殿試薬によるアルカロイドの検出,C2(3) ・定性分析)実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。復習:レポートを作成して理解を高める
【14】定性試験法企画書作成,C2(3) ・定性分析実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。復習:レポートを作成して理解を高める
【15】定性試験法企画実験,C2(3) ・定性分析実習, 実習レポートを作成し復習すること予習:実習書の該当範囲を読んでおく。復習:レポートを作成して理解を高める
評価方法
試験(90%)とレポート,実習態度(10%)
教科書
化学実習書
参考図書
続実験を安全に行うために(化学同人)
備考
薬品製造学,薬化学,薬品化学,生薬学の4研究室で担当する。本実習は,有機化学関連科目全般特に薬品化学,生薬学の2研究室担当に関連する項目を行う。その中には2年生前期に開講される日本薬局方,2年生前期に開講される薬用植物学,3年生後期の天然医薬品学を含む。