徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    教育実習(高等学校教諭1種)

科目番号85535担当教員名多田 優子単位2単位
科目群資格必修・選択選択開講期通年 対象年次4年
授業概要
 これまで学んできた専門的な知識や技能,教職に関する理論や技術を実習校で体験的・総合的に検証することで,教員になるための必要な心構えをつくり,教員として必要な実践的指導力を養うことを目的とする。この実習は教職課程の総仕上げとして位置づけられるので,実習校の教員と本学の教員が連携しながら指導を行う。
到達目標
1 高等学校教諭の職務及び教育活動について理解する。
2 生徒と積極的にかかわり、意欲と主体性をもって実習に取り組む。
3 専門教科の授業をすることができる。
4 教師として勤務するための資質と能力を獲得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】(1)全体ないし個別オリエンテーション・・・・・・・・・・・・・・・5時間
   ・教育実習計画と心得及び準備すべき内容の指示等
   ・実習校の概要と実態の把握,学校の施設設備視察
   ・教育実習の具体的な進め方と留意点の指導

(2)講話と事例研究・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8時間
   ・学校長・・・・学校教育と経営方針・教師の資質
   ・教 頭・・・・学校運営と教育の課題・家庭地域との連携
・教務主任・・・・教育課程・日課表・校務分掌と組織・学校行事と意義
・生徒指導主事・・・・生徒指導の課題・カウンセラー及び事例研究
・保健主事・・・・健康・安全教育の総括,健康教育の実態と課題
・養護教諭・・・・学級担任・保健主事との連携,保健室登校等の事例研究
・人権教育主事・・・・人権教育を中核とした教育の実態と課題
・担任による指導・・・・担任する生徒の実態と課題・担任事務等

(3)授業参観・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15時間
   専門教科及び学級活動等の授業参観

(4)授業担当7時間のうち研究授業(2時間)・・・・・・・・・・・7時間
  専門教科及び学級担任としての授業実践

(5)放課後の研究指導・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10時間
・生徒指導・カウンセリング・補習学習への参加
・部活動・各種委員会活動等の指導助言

(6)学級経営への参加・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10時間
  ・ホームルーム指導の体験と実践,清掃等の指導助言
   ・学級通信の作成・学級事務,担任補佐としての個人面談・コミュニケーション等

(7)校内研修会及び授業研修会への参加・・・・・・・・・・・・・・5時間

(8)研  修・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5時間
  ・授業準備,教材研究,学習指導計画案の作成,資料作成
  ・課題研究,授業評価と自己評価

(9)学校の全般的な教育活動に対する実態把握と参加体験・・・・・・・・・10時間
   ・生徒の登下校の状況・学校生活全般・職員会・集会・学校行事
    PTA活動・ボランティア活動への参加
   ・実習校区の福祉施設訪問等への参加体験等

(10) 教育実習日誌の整理,実習のまとめと反省・・・・・・・・・・5時間
講義、実習予習:翌日の授業準備、教材研究等(1h)
復習:日誌の記録、活動の振り返り等(1h)
評価方法
教育実習日誌(10%)・勤務状況、実習校園での教育実習評価(90%)を総合して評価する。
教科書
事前事後指導等で使用したもの
参考図書
文部科学省「高等学校学習指導要領」
備考
オフィスアワー:月曜日12:20〜13:10(1号館1階教務グループ)
        その他、随時、電話やメール等でも質問や相談をしてください。