徳島文理大学シラバスシステム

	徳島文理大学	Webシラバスシステム	TOP	戻る
	徳島文理大学短期大学部

【科目名】保育実習指導Ⅰ②

科目番号	85584	担当教員名	五反地　由紀子	単位	1単位

科目群	資格	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	3年

授業概要
保育実習指導は、保育所(保育所実習)と保育所以外の実習(施設実習）における事前･事後の授業です。その中の本授業は、保育所実習に係るものとなります。保育実習全般にわたる共通理解を踏まえた上で、保育所実習の意義、目的と特性、利用者(子どもや保護者）の理解、指導(援助)の概要、実習生としての基本的な心構えと良識、実習日誌の書き方などについて、具体的視点から共に考察しながら実践知を身につけていきます。
到達目標
①　知識(理解）：保育実習の意義･目的を理解し、保育所の特性がわかるようになる。②　態度(関心・意欲）：実習に関するマナー（礼儀、言葉使い、身だしなみなど）を理解すると共に、子どもの生活や遊びにおける関心を高める。③　技能（表現）：子どもの発達過程を再確認し、保育する上で必要な技術や援助方法を習得する。④　技能(表現）：実習生として相当な実習時の実践、観察、計画立案、記録などが出来るようになる。⑤　思考・判断：　実習先の保育所を知ることに努め、自らの課題を持って実習に臨むことが出来る。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション　授業の進め方、評価の仕方について説明　施設実習の振り返り	説明と質疑応答　演習	施設実習を振り返り、記録にまとめる。
【2】	保育所実習の意義や目的及び、実習の概要	講義・演習	施設実習を振り返り、記録としてまとめる。
【3】	保育所の生活と社会的役割	講義･演習	テキストＰ．７０～７８を熟読する。
【4】	実習への心構えと保育者としての倫理	講義･演習	実習中の留意事項についてまとめる。
【5】	子どもの発達と遊び①（乳児･低年齢児）	講義・演習	テキストＰ．７８～８４を熟読する。
【6】	子どもの発達と遊び②（３・４・５歳児）	講義･演習	テキストＰ．８５～９０を熟読する。
【7】	指導計画とは？指導計画作成の基本について	講義･演習	保育指針第４章を読んでおく。
【8】	指導計画案の作成（３歳未満児）	講義･演習	年齢に適した遊びを考える。
【9】	指導計画案の作成(３歳以上児）	講義･演習	年齢に適した遊びを考える。
【10】	模擬保育の実践①	講義･演習	模擬保育の振り返りを行う。
【11】	模擬保育の実践②	講義･演習	模擬保育の振り返りを行う。
【12】	実習計画の作成・実習課題の明確化	講義･演習（児童学科･保育科合同）	配布資料を読んでおく。
【13】	実習に向けての準備（手作り名札･雑巾）	講義･演習･事務文書作成	事前挨拶時に提出する書類の確認（個人票･評価表･出勤簿･など）
【14】	実習日誌の書き方	講義･演習	実習日誌の事前に記入する事項の確認と誓約書の準備
【15】	まとめと実習に当たって提出書類などの確認	講義･演習	提出する書類の再確認（細菌検査・麻疹の抗体検査など）

評価方法
前期試験５０％、授業への取り組み姿勢(模擬保育や指導計画案の作成なども含む）４０％、提出物（ワークブックなど）１０％を総合的に評価します。
教科書
『教育・保育実習と実習指導』小田豊監修（光生館）『これだけは知っておきたい　分かる・書ける・使える　保育の基本用語』長島和代編（わかば社）
参考図書
『幼保連携型認定こども園教育・保育要領　幼稚園教育要領　保育所保育指針』原本　『保育所保育指針解説書』厚生労働省編

備考
オフィスアワー　水曜日　４限（研究室　９号館　５Ｆ）