徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    情報技術と人間

科目番号27992担当教員名福田 京平単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
(授業目的・方針 等)
インターネット時代における職業人のあり方を考える。
企業活動の原点は利益の追求であり、将来利益をもたらすことのできる人材を求めている。企業人としての自覚を持つこと、さらには起業できることが必要である。本講義では現在各業界が置かれている状況、そして起業とは何かを学ぶ。できるだけ自ら学ぶことを基本とする。就職活動と有機的に結びつけて欲しい。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】日本の産業構造と経済構造について。  
【2】コミュニケーション学科生の進路として最も多いスーパー、コンビニ、家電量販店等の流通業を取り上げる。また、四国における流通業を対比調査する。  
【3】この数年でテイクアウト店、中食店によって外食産業は大きな変貌を遂げた。外食産業の現状について述べる。諸君が外食産業を興すとすればどのように展開するか。  
【4】自動車産業は日本でもっとも国際競争力の強い業種である。世界を相手にどのように奮戦しているか。  
【5】戦後半世紀以上に亘って日本産業の大黒柱である家電業界、コンピュータ業界について述べる。製品開発もますます大規模なものとなり、会社間の提携合併が日常茶飯事になってきた。この業界はまさしく国際競争のまっただなかに立たされている。  
【6】家電業界、コンピュータ業界では急激な韓国の追い上げに遭っている。韓国のハイテクに対する国策を述べる。また代表的起業であるサムソン電子の経営戦略について述べる。  
【7】サムソン電子の経営哲学、経営戦略について述べる。  
【8】ブロードバンドを初めとした情報通信技術の進展は目覚しい。老舗のNTTに対してYahoo社初め新規事業者との間で熾烈な競争が行われている。店頭での顧客取り込み競争の実情についても述べる。  
【9】バブル崩壊による不良債権問題、BIS規制によりこの数年の銀行業界はまさに苦難の連続であった。銀行、金融についての基礎知識も学ぶ。  
【10】IT業界について。日本のベンチャーとアメリカのベンチャーの違いについて。  
【11】歴史に学ぼうHPの企業理念と経営方針について  
【12】歴史に学ぼうどうしてシリコンバレーは今の繁栄を迎えたかスタンフォード大が果たしている役割  
【13】シリコンバレーでうごめく人間像を見ながらさまざまな生き方を考えてみよう  
【14】インテルの繁栄の歴史。アメリカにおける半導体業界の系図。  
【15】ビルゲイツの考え、ビジネス展開を振り返ってみよう  
【16】デルコンピュータが世界一のパソコンメーカとなった原動力を考えてみよう  
評価方法
レポート及び発表
教科書
参考図書
インターネット、業界の仕組み(総合事務所ブレイン 北村庄吾、小林秀星 日本実業出版社)
備考