徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    博物館実習��(Museum Practicum��)

科目番号10570担当教員名久下　実単位2単位
科目群資格必修・選択必修開講期通年 対象年次3年〜
授業概要
博物館実習�気蓮�博物館学各論の論理的学習成果を基調として、それをいかに実践するかを学ぶとともに、学芸員として必要な資質を習得することを目的とする。学内における実技・実習、学外においての博物館見学実習等を通じて現状の博物館活動の内容を詳細に観察し、将来の博物館像を模索するとともに、資料の取り扱いや展示企画の作成などを行う。本年度履修した者が次年度博物館実習�兇鰺�修し館園実習に臨むことができ、２年間で�機Ν兇鰺�修し博物館実習３単位を取得することができる。
到達目標
�｜亮院ν�解：博物館における展示や諸活動等について理解する。また基本的な博物館資料の名称や取扱方法を理解する。さらに資料撮影についての基本的な知識を理解する。
��関心・意欲：実務を伴う実習に積極的・意欲的にに参加する。講義以外でも博物館施設を訪問し展示手法等について観察する。
�５伺宗�展示技術等について観察したことをメモし実習日誌を完成させたり、資料の取扱方法について徹底的に観察し、その記録（表記）化ができる力を身につけるとともに、学生相互のコミュニケーション力及び対外的な対応能力（交渉力・社会性）を習得する。また、さまざまな資料について適切に扱えるようになるとともに、基本的な撮影技術を身につける。
�せ弭諭θ獣如�目指すべき博物館や学芸員のあり方について、課題意識を持って考えることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】望ましい博物館・学芸員とは。講義／ディスカッションを含む。予め望ましい博物館・学芸員について考える。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分
【2】展示の考え方�　‥玄┐播舛┐詁睛董　櫺燭里燭瓩謀玄┐鬚垢襪里�−講義／グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【3】展示の考え方�◆（�かりやすい展示とは。見る側の視点と作る側の視点。講義／グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【4】展示室の条件 ―動線・視線・光―講義、実習／ディスカッションを含む。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：90分。
【5】展示方法の探り方 ―博物館で「展示を分析する視点」を考える ―実習／グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：90分。
【6】実習日誌の作成について―学内にて展示を観察する―実習／ディスカッション。予め標本室内の展示を観察し各自のノートにまとめる。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：90分。
【7】見学実習(広島県立歴史博物館)実習、フィールドワーク。実習成果を実習日誌にまとめる。学習時間の目安：6時間。
【8】見学実習(香川県立ミュージアム)実習、フィールドワーク。実習成果を実習日誌にまとめる。学習時間の目安：8時間。
【9】展示技術について�〕諭垢米散颪伴莪�講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：90分。
【10】展示技術について�⊆尊櫃療玄┐肇薀ぅ謄�ング講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる学習時間の目安：90分。
【11】見学実習(高松市歴史資料館)実習、フィールドワーク、プレゼンテーション。実習成果を実習日誌にまとめる。学習時間の目安：8時間。
【12】資料取扱いの考え方と環境の設定講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【13】掛け軸の特徴と取扱い�ヽ櫃閏瓦旅渋い汎団�講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【14】掛け軸の特徴と取扱い��掛け軸の扱い方の実際講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【15】掛け軸の調書作成講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【16】巻子の特徴と取扱い�ヾ�子の構造と特徴講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【17】巻子の特徴と取扱い��巻子の扱い方の実際講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【18】巻子の調書作成講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【19】屏風の特徴と取扱い�「�風の構造と特徴講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【20】屏風の特徴と取扱い��屏風の扱い方の実際講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【21】屏風の特徴と取扱い��講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【22】資料の梱包�〆�包についての考え方講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【23】資料の梱包��掛け軸・巻子の梱包講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【24】資料の梱包�４鑛�類の梱包講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【25】資料の梱包��実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【26】資料の撮影 実践編�〇１討亮尊�講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【27】資料の撮影 実践編��現像の実際講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【28】資料調査・借用から返却まで�〇駑舛猟敢困任陵�用について講義、実習、グループワーク。資料借用交渉を予めシミュレーションしておく。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【29】資料調査・借用から返却まで�∋駑舛亮斃僉κ峙僂砲弔い�講義、実習、グループワーク。資料借用交渉を予めシミュレーションしておく。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
【30】まとめ講義、実習、グループワーク。学習成果を各自ノートにまとめる。学習時間の目安：180分。
評価方法
授業参加度（60％到達目標�´↓ぁ法�発表(40%到達目標�´↓�)から総合的に評価する。
教科書
『新版　図説　歴史散歩事典』山川出版社　￥1,980（税込）　(電子書籍版、旧版も可)
参考図書
特になし
備考
オフィスアワー：水曜日の５講時、研究棟(７号館)７階研究室。　　
実務経験：広島県立歴史博物館学芸員・主任学芸員(14年間)平成22年〜令和６年