徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    建築遺産論 (Conservation of Architectural Heritage)

科目番号11177担当教員名清水　真一単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
日本の風土と文化の中で育まれてきた古代以来の建造物の維持・保全の考え方や手法を学び、さらに、そうした伝統のもとに発達してきた明治以降の文化財建造物の保存活用のあり方を学ぶ。
到達目標
�｜亮院瞥�解）：日本建築の保存の考え方や手法を歴史的・文化的な文脈の中で理解する。
��態度（関心）：建築遺産を伝えてきた先人達の工夫や努力に対する関心を高める。
�５伺宗壁集宗法Х�築遺産の保存と活用の考え方と手法を身につける。
�せ弭�･判断：多種多様な遺産の価値や性格に応じた保存･活用のあり方を考える力を養う。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】１．日本建築の特質講義、一斉講義形式復習ノート作成:日本建築の特質について多面的に考える。学習時間２時間。
【2】２．歴史的な維持と修理講義、一斉講義形式復習ノート作成：日本建築がどのように伝えられてきたかを考える。学習時間２時間。
【3】３．移築と再用の歩み講義、一斉講義形式復習ノート作成：木造建築が残されてきた背景を考える。学習時間２時間。
【4】４．式年造替と写し講義、一斉講義形式復習ノート作成：形を伝えることの意味を考える。学習時間２時間。
レポート課題(1)：建築文化の伝承について。
【5】５．保存・修復の歩み（１）明治〜戦前講義、一斉講義形式復習ノート作成：文化財としての保存・修復の歴史を理解する。学習時間２時間。
【6】６．保存・修復の歩み（２）戦後講義、一斉講義形式復習ノート作成：文化財としての保存・修復の考え方と手法を知る。学習時間２時間。
【7】７．建造物の修復（１）修復の体制と流れ講義、一斉講義形式復習ノート作成：現在の文化財建造物の修復がどのような体制、仕組みで行われているかを知る。学習時間２時間。
【8】８．建造物の修復（２）伝統的技術と科学技術講義、一斉講義形式復習ノート作成：伝統的な修復技術と新しい科学技術の応用について知る。学習時間２時間。
【9】９．建造物の復原・再現講義、一斉講義形式復習ノート作成：復元・再現の意義と課題について知る。
レポート課題（２）古建築の修復と再現について。
【10】１０．民家の保護講義、一斉講義形式復習ノート作成：民家の保護の意義と課題、制度について。学習時間２時間。
【11】１１．近代建築の保存と活用講義、一斉講義形式復習ノート作成：近代建築保護の意義と課題、制度について。学習時間２時間。
【12】１２．産業・土木遺産の保護講義、一斉講義形式復習ノート作成：産業・土木遺産保護の意義と課題、制度について。学習時間２時間。
【13】１３．集落・町並の保護 講義、一斉講義形式復習ノート作成：近代建築保護の意義と課題、制度について。学習時間２時間。
レポート課題（３）建造物の保存と活用について
【14】１４．建造物保護の制度講義、一斉講義形式復習ノート作成：多様な保護の制度を理解する。学習時間２時間。
【15】１５．建造物保護を担う人々講義、一斉講義形式復習ノート作成：保存・修復に関わる人々が働く社会を知る。学習時間２時間。
評価方法
平常点（40％）、レポート（60％）各回のレポートに対する講評等は提出締め切り後の最初の授業冒頭で行う。
教科書
特になし
参考図書
配付プリント
備考
�．�フィスアワー　月曜５限　研究棟(7号館)8階研究室
��科目ナンバー　4DCH223L
��実務経験　昭和51〜63年、平成14〜15年　奈良文化財研究所
　　　　　　平成元〜13年　文化庁
　　　　　　平成19〜22年　東京文化財研究所