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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11762 | 担当教員名 | 大久保 徹也 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年〜 |
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| 授業概要 |
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| 昨年度後期「比較考古学」は同様の題目で実施したが、古墳編年の実態を解説することに終始してしまった感がある。あらためて今回、考古資料の分析Bでこの問題を論じたい。 中期大形前方後円墳の研究 その築造動向から見る5世紀の日本列島社会 多くの人間社会は、それぞれに特徴的な記念物を産み出す。日本古代では巨大な都城と寺院群が、近世社会は軍事施設（要塞）と政庁が一体化した、それ自体特殊な構造からなる近世城郭が産み出された。これらはその社会の最も重要な性格を反映している。 紀元3世紀〜6世紀の古墳時代社会を特徴づけるモニュメントは特異な形態の巨大な墳丘墓、ずなわち前方後円墳である。 そして古墳時代の半ば 西暦5世紀代に前方後円墳は極度の巨大化を指向し、様式的整備の完成を見る。 本講義では典型的な前方後円墳とも云うべき ５世紀の巨大古墳のありかたを検討してそこから、前後の時期とは異質な古墳時代中期社会の特質を論じることにする。 |
| 到達目標 |
| 知識：�（�析対象資料の収集と観察方法 ��古墳時代社会の特質を理解する 態度：�…樟楝仂櫃箸垢觧駑舛妨造蕕此い修稜愀覆魎泙瓩心慙∋�項について図書館等を利用して自主的に確認する姿勢 思考：�］斥�的な思考能力の涵養 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 前方後円墳の築造動向からみた古墳時代／前方後円墳巨大化の頂点 古墳時代中期 | 講義 時代概説 | 復習：講義内容整理 履修の抱負作成 通算3時間程度 |
| 【2】 | 巨大前方後円墳の編年その１ 副葬品組成の検討 | 講義 副葬品による編年 履修の抱負提出 | 復習：講義内容整理 通算3時間程度 |
| 【3】 | 巨大前方後円墳の編年その２ 埴輪／土器類の検討 | 講義 | 復習：講義内容整理 とくに編年指標について 通算3時間程度 |
| 【4】 | 巨大前方後円墳を擁する前期古墳群の検討１ オオヤマト古墳群 | 講義 分布図と編年表の分析 | 復習：講義内容整理 分布図と編年表から築造動向を整理する。通算3時間程度 |
| 【5】 | 巨大前方後円墳を擁する前期古墳群の検討２ 佐紀古墳群（西群） | 講義 分布図と編年表の分析 | 復習：講義内容整理 分布図と編年表から築造動向を整理する。通算3時間程度 |
| 【6】 | 巨大前方後円墳を擁する中期古墳群の検討１ 古市古墳群 | 講義 分布図と編年表の分析 | 復習：講義内容整理 分布図と編年表から築造動向を整理する。通算3時間程度 |
| 【7】 | 巨大前方後円墳を擁する中期古墳群の検討２ 百舌鳥古墳群 | 講義 分布図と編年表の分析 | 復習：講義内容整理 分布図と編年表から築造動向を整理する。通算3時間程度 |
| 【8】 | 巨大前方後円墳を擁する中期古墳群の検討３ 佐紀古墳群（東群） | 講義 分布図と編年表の分析 | 復習：講義内容整理 分布図と編年表から築造動向を整理する。通算3時間程度 |
| 【9】 | 巨大前方後円墳を擁する中期古墳群の検討4 造山古墳群・両宮山古墳群 | 講義 畿外の巨大前方後円墳 | 復習：講義内容整理 分布図と編年表から築造動向を整理する。通算3時間程度 |
| 【10】 | 巨大前方後円墳築造期の各地の様相 瀬戸内海沿岸と紀伊水道沿岸 | 講義 | 復習：講義内容整理 古市古墳群等の築造動向と対比 通算3時間程度 |
| 【11】 | 巨大前方後円墳築造期の各地の様相 九州および山陰 | 講義 | 復習：講義内容整理 古市古墳群等の築造動向と対比 通算3時間程度 |
| 【12】 | 前期的古墳群の構造 | 講義 総括的理解１ 試験内容公表予定 | 復習：講義内容整理＋期末試験準備 通算3時間程度 |
| 【13】 | 中期的古墳群の構造 | 講義 総括的理解２ | 復習：講義内容整理＋期末試験準備 通算3時間程度〜得心がいくまで |
| 【14】 | 後期の巨大前方後円墳 | 講義 総括的理解３ | 復習：講義内容整理＋期末試験準備 通算3時間程度〜得心がいくまで |
| 【15】 | まとめ 前方後円墳の巨大化と古墳群というあり方 その本質 試験結果講評 | 全体まとめ | 復習：講義内容および試験記述内容再点検 通算3時間程度〜得心がいくまで |
| 評価方法 |
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| 期末試験（100％）で単位認定をおこなう。なお出席回数が不足した場合は原則として期末試験の受験を認めない。よって単位認定はできない。 今のところ上記の第１５回は試験結果講評を兼ねて試験期間に実施の予定 その直前週に試験実施の方針 |
| 教科書 |
| なし |
| 参考図書 |
| 必要に応じて適宜紹介 関係資料は講義時に配布 配付資料は以後必携のこと |
| 備考 |
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| 学則により１／３欠席で期末試験受験不可 したがって単位認定できないので注意のこと やむを得ない事由で欠席の場合は、事前もしくは事後速やかに（概ね次回講義以前）申し出ること。では5回までは休んでもよい、と勘違いする人がいないわけではないので困る。とびとびに顔を出しても理解に結びつかない。ましてや冒頭に連続して休むなどは御法度。やむを得ない事情があり、そのことを時機を失することなく合理的に説明なければ困る また２０分以上の遅刻は出席と見なさない。 原則として月曜日午後在室。ただし調査指導などの理由により学外に出ることもあるので、質問等がある場合は事前にメールでアポをとることが奨める。 連絡先→tokubo@me.com クラス コード：xdcid5a 科目No.4DAH324L |