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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10504 | 担当教員名 | 中山 弘明 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年〜 |
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| 授業概要 |
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| (授業目的・方針 等) 第一次世界大戦が日本文学に投げかけた影響を多角的に分析する。この世界規模の戦争は、日本にとって「海の彼方」のものであったとの通説がある。それを根底から見直し、大正時代という枠組みを問い直す試みを実践したい。当時の新聞・雑誌や短歌・演劇・講談・落首にまで幅広く目配りしながら、〈文学〉と〈世界戦争〉をめぐる接点を探る試みである。我々がまさに戦争の世紀に生きているという強い問題意識を常に忘れないで授業に臨むこと。本格的に中山執筆の論文を読み、それを自分の言葉でまとめる積極性が不可欠。指定の著作の中から指定の論文を読解しておくこと。それをシートにまとめる作業で論文読解力を高める。随時点検していく。 |
| 到達目標 |
| 講義を基本とするが、様々な現物資料を読み込んでいく貪欲な姿勢が基本的に目標となる。大学院生として日本の近代文学を読み込んでいく資質の養成を目標とする。指定の著作の中から指定の論文を読解しておくこと。それをシートにまとめる作業で論文読解力を高める。 �‘�本近代文学、日本の社会・歴史についての高度な知識�∀席犬篳験悗鯑匹濂鬚�意欲や態度�Ｏ席検κ験悗鯑匹濂鬚�技能�な験悗叛鐐茲両�況への思考や判断 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 本講義の授業計画 | 講義 | 問題意識の養成 |
| 【2】 | 「第一次大戦と日本文学」の概説 | 講義とディスカッション | 日本の戦争文学を調べる 90分程度 |
| 【3】 | 「生田長江の論争問題」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「生田長江の選挙論」精読する 90分程度 |
| 【4】 | 「生田長江の戦争論」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「生田長江の戦争論」精読する 90分程度 |
| 【5】 | 「中澤臨川の批評言説」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「ベルグソン論」精読 90分程度 |
| 【6】 | 「報道言語の中の戦争」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「杉村楚人冠と大庭柯公」精読する 90分程度 |
| 【7】 | 「「第三帝国」と岩野泡鳴」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「岩野泡鳴の批評」精読する 90分程度 |
| 【8】 | 「社会講談という戦法」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「白柳秀湖の講談論」精読する 90分程度 |
| 【9】 | 「坪内逍遙のデモクラシー」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「逍遙のページェント論」精読する 90分程度 |
| 【10】 | 「現象としてのレマルク」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「戦争の報告形式」精読する 90分程度 |
| 【11】 | 「舞台の上の世界戦争」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「西部戦線異状なし」の劇評精読する 90分程度 |
| 【12】 | 「〈赤光〉の時代の章」の解説 | 講義とディスカッション | 斎藤茂吉『赤光』精読する 90分程度 |
| 【13】 | 「落首と米騒動」の章の解説 | 講義とディスカッション | 「安成二郎の短歌論」精読する90分程度 |
| 【14】 | 「野口米次郎の翻訳言語」の章の解説 | 講義とディスカッション | 『日本詩歌論』精読する 90分程度 |
| 【15】 | 「〈荒地〉のメディア論」の章の解説 まとめ | 講義とディスカッション | 「鮎川信夫のコラム論」精読 90分程度 |
| 評価方法 |
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| 学期末のレポートと日常の態度を評価を平常点として加味する。論文読解の上シートを作成、提出、チェックする 課題レポート70％ 読解シート30％※クラスルームでフィードバックする |
| 教科書 |
| 中山 弘明著『第一次大戦の〈影〉』（新曜社）※図書館に納入ずみ。 |
| 参考図書 |
| 読解シートを配布して点検する |
| 備考 |
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| 上記、参考書に従って進めるので、毎時指定の論文を読んでシートにまとめる作業をしてもらう。またプリントも配布するのでクリアファイルを用意されたい。 【オフィスアワー】水曜日１０：４５から１２：１５ 研究棟(7号館)6階研究室 【実務経験】実務経験なし 【クラスコード】 vuxv5ni |