徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ライフサイクル論

科目番号75070担当教員名榊原　達哉単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4年
授業概要
人間の生涯、つまり誕生から死まで段階わけして心理学・教育学・哲学などの諸学を動員してその意味づけについて考えようとするのが、ライフサイクルという考え方である。この考え方は心理学者のエリク・エリクソンによって考案されたものである。この講義は、ライフサイクルという概念によって、アイデンティティの確立、人間の生涯の目標、意味づけ、人生設計の立て方を学ぶためにある。
到達目標
以下四つの観点から到達目標を述べる。
�｜亮院瞥�解）：青年期にあって、これまでの自らの人生の意義および他人の人生の意義を理解する（前者によって、自分自身の人生の目標を明確に定める。後者によって、公認心理士（臨床心理士）および養護教諭、あるいは社会人として他人と接する際の人間としての基本的態度をひとまず完成する）。
��態度（関心・意欲）:他人を理解し他人と共生する基本的態度を再認識する。
�５伺宗壁集宗法�他人と理解し合う表現能力を身につける。
�せ弭諭θ獣如Э邑△鰺�解する思考能力を身につける。また、公認心理士となるものは、幼少期、青年期、壮年期、老年期といった人生の様々に段階にある人々のよきアドヴァイザーになるための方法論を体得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション　ライフサイクルという考え方講義形式教科書の予習と講義の復習
【2】ライフサイクル論の理論的背景同上同上
【3】乳幼児期の心の発達段階とその課題同上同上
【4】幼児期の心の発達段階とその課題同上同上
【5】児童期前期の心の発達段階とその課題同上同上
【6】児童期後期の心の発達段階とその課題同上同上
【7】思春期前期の心の発達段階とその課題同上同上
【8】思春期後期の心の発達段階とその課題同上同上
【9】青年期前期の心の発達段階とその課題同上同上
【10】青年期後期の心の発達段階とその課題同上同上
【11】成人期前期の心の発達段階とその課題同上同上
【12】成人期後期の心の発達段階とその課題同上同上
【13】中年期の心の発達段階とその課題同上同上
【14】老年期の心の発達段階とその課題同上同上
【15】まとめ同上同上
評価方法
学期末のレポートと平常点とによって総合的に評価する。学則により欠席回数が１／３を越える者はレポートの提出権を喪失する。その旨、とくに告知しないので、欠席回数は自分で管理すること。
教科書
馬場礼子、永井撤共編『ライフサイクルの臨床心理学』培風館。教科書は7号館1階の購買部で販売される。
参考図書
講義中に紹介する。
備考
講義の進度によって若干の変更はありうる。