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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 13040 | 担当教員名 | 山城 新吾 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| 【授業概要】 教育は古くより、印刷、視聴覚、情報通信技術など、メディアの発展による恩恵と影響を受けてきた。また、人間の学ぶという営みは心理学・社会学などとも大きく関連し、最近では情報通信メディアの発達により、社会や集団といった関係性の中で学びの持つ意味が再考されるようになってきた。これにはメディア･リテラシーの考え方も含まれる。さらに社会教育施設や企業内教育・生涯学習など、「学び」は学校の中にとどまらず、あらゆる場面において必須のものとなっている。 本「メディア教育論」では学びの場におけるメディア利用について、その歴史や現状、主な特長や問題点について整理を行う。 【キーワード】教育メディア 学びを支える諸理論 研修 教材 設計 メディア・リテラシー 社会人教育 学校外教育 |
| 到達目標 |
| 【到達目標】 (1)知識 ・「学び」をとりまく心理学や社会学などの諸理論について理解している ・教室の中で学習や指導を支援する様々なメディアについて理解している ・メディア・リテラシーの概念とその歴史について理解している ・eラーニングなど、メディアを利用した新しいスタイルの学びについて理解している ・社会教育施設や企業内教育・生涯学習など学校の外におけるメディアを利用した学びについて理解している (2)態度 ・教育目標や学習者の現状について主体的に把握することが出来る ・学習者に教育方法や教材を押し付けるのではなく、相手に応じ適切な指導方法や教材・メディアの選択が出来る (3)技能 ・教育を支える諸理論や教育目標・学習者に応じた適切な学びのデザインと提供について自らの考えを述べることが出来る (4)思考・判断 ・教育目標や学習者に応じて、適切な学びの方法や教材を選択することが出来る 学位授与方針（ディプロマ・ポリシー）で定められた基本5領域のうち、「インストラクショナルデザイン」領域にあたる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 学びを支える諸理論(1) 行動主義ベース 条件付け | 講義 | オリジナルプリント 参考図書(1)13〜20ページ 60〜90分 |
| 【2】 | 学びを支える諸理論(2) 行動主義ベース 具体的な行動の形成 認知心理学ベース | 講義 | オリジナルプリント 参考図書(1)13〜20ページ 60〜90分 |
| 【3】 | 学びを支える諸理論(3) 認知心理学ベース 記憶 スキーマの形成 | 講義 | オリジナルプリント 参考図書(1)13〜20ページ 60〜90分 |
| 【4】 | 学びを支える諸理論(4) 認知心理学ベース 認知モデル | 講義 | オリジナルプリント 参考図書(1)13〜20ページ 60〜90分 |
| 【5】 | 学びを支える諸理論(5) 状況論・社会的構成主義ベース 状況の力と学習 | 講義 | オリジナルプリント 参考図書(1)13〜20ページ 60〜90分 |
| 【6】 | 学びを支える諸理論(6) 状況論・社会的構成主義ベース 社会的集団と役割・責任 | 講義 | オリジナルプリント 参考図書(1)13〜20ページ 60〜90分 |
| 【7】 | 学びの場におけるメディア(1) 様々な教材 | 講義 | 講義内容の復習 Web上の資料紹介 90分 |
| 【8】 | 学びの場におけるメディア(2) 指導者のツールと学習者のツール | 講義 | 講義内容の復習 Web上の資料紹介 90分 |
| 【9】 | 学びの場におけるメディア(3) 電子文房具としてのメディア | 講義 | 講義内容の復習 Web上の資料紹介 90分 |
| 【10】 | メディア・リテラシー(1) 古典的メディアリテラシー | 講義 | 講義内容の復習 参考図書(2)16〜25ページ 参考図書(3)95〜190ページ 90分 |
| 【11】 | メディア・リテラシー(2) ネット社会と情報発信 | 講義 | 講義内容の復習 参考図書(2)16〜25ページ 参考図書(3)95〜190ページ 90分 |
| 【12】 | 学びを支える新しいメディア ユビキタス・ラーニング | 講義 | 講義内容の復習 Web上の資料紹介 90分 |
| 【13】 | 学びを支える新しいメディア 電子教科書 | 講義 | 講義内容の復習 Web上の資料紹介 90分 |
| 【14】 | 学びを支える新しいメディア 教室の外へ 社会教育 ミュージアム | 講義 | 講義内容の復習 Web上の資料紹介 90分 |
| 【15】 | 社会教育 社会人教育・生涯教育 まとめ | 講義 | 講義内容の復習 Web上の資料紹介 90分 |
| 評価方法 |
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| 平常点（40%）および授業中に指示する課題の評価と最終レポート（60%）を合計する。 レポートについてのフィードバックは個人呼出またはクラスルームで送信する。 |
| 教科書 |
| オリジナルテキストを配布 |
| 参考図書 |
| (1)中原淳編著「企業内人材育成入門」ダイヤモンド社（2006年） ISBN4-478-44055-7 (2)鈴木みどり編「新版 メディア・リテラシー 入門編」リベルタ出版（2004年） ISBN4-947637-59-5 (3)水越伸「メディア・ビオトープ〜メディアの生態系をデザインする」紀伊国屋書店（2005年） ISBN4-314-00977-2 |
| 備考 |
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| 課題遂行のため、授業時間外での作業が必要となる場合がある。 授業時間外学習に記載された時間はあくまでも目安であり、受講者の知識・技術・経験等によって大きく変化する。 オフィスアワー:水曜5時間目 25号館メディアセンター11F Googleクラスコード ir7beax ※担当教員の実務経験: 平成14〜平成16年度 兵庫教育大学学校教育研究センター・情報メディア教育研究部門 平成18年度〜現在 徳島文理大学人間生活学部メディアデザイン学科専門授業担当 |