徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    製剤学（Pharmaceutics）

科目番号00046担当教員名石田　志朗単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ3年
授業概要
薬理作用のある化合物は製剤化されて初めて医薬品として使用可能となる。製剤学では、製剤化を行う上での基礎理論、製剤に使用する材料の性質、実際に使用されている製剤とその試験方法、薬物送達システム（DDS）について基礎的知識を習得する。製剤学では、製剤化と製剤試験方法、生物学的同等性、および薬物送達システム（DDS）について学習する。反転講義を行うので、講義前に講義YouTubeを視聴すること。
到達目標
製剤の種類と特性、及び製剤の投与(適用)方法、保存方法等を理解するとともに、適切な調剤方法や、患者に説明すべき事項を説明する。製剤化で利用する医薬品添加物や、製剤機械及び製造工程、また製剤の品質確保のための容器、包装、製剤試験法、生物学的同等性について説明する。DDSの概念と技術、更に薬物の物性や薬物動態学的特徴に基づいた最適なDDSの利用について説明する。DDS製剤とその適用疾患を理解することで、患者の薬物治療に有効なDDSを提案する。（DP5）�｜亮�(理解)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション：物理薬剤学との関連性について講義と解説物理薬剤学の講義内容の復習
【2】（２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核　�代表的な医薬品添加物の種類・用途・性質について説明できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p218-226を読む
【3】（２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核　Ю什涓修涼碓盟犧遏�汎用される製剤機械および代表的な製剤の具体的な製造工程について説明できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p226-243を読む
【4】（２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核　�汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p244-248を読む
【5】２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核　Ю什泙亡慙△垢觧邯核，鯲鶺鵑掘∪睫世任�る。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p249-270を読む
【6】（２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核　�容器・包装試験法及びその他製剤に関連する試験法を列挙し、説明できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p271-280を読む
【7】（２）製剤設計 ��生物学的同等性：製剤の特性（適用部位、製剤からの薬物放出性など）を理解した上で、生物学的同等性について説明できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p298-304を読む
【8】（３）DDS ��DDSの必要性：DDSの概念と有用性について説明できる。代表的なDDS技術を列挙し、説明できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p308-313を読む
【9】（３）DDS �▲灰鵐肇蹇璽襯疋螢蝓璽�1：コントロールドリリースの概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的なコントロールドリリース技術を列挙し、その特性について説明できる。コントロールドリリース技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p316-327を読む
【10】（３）DDS �▲灰鵐肇蹇璽襯疋螢蝓璽�2：コントロールドリリースの概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的なコントロールドリリース技術を列挙し、その特性について説明できる。コントロールドリリース技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p327-336を読む
【11】（３）DDS ��ターゲティング1：ターゲティングの概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的なターゲティング技術を列挙し、その特性について説明できる。ターゲティング技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p340-347を読む
【12】（３）DDS ��ターゲティング2：ターゲティングの概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的なターゲティング技術を列挙し、その特性について説明できる。ターゲティング技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p347-357を読む
【13】（３）DDS �さ杣�改善1：吸収改善の概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的な吸収改善技術を列挙し、その特性について説明できる。吸収改善技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p362-367を読む
【14】（３）DDS �さ杣�改善2：吸収改善の概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的な吸収改善技術を列挙し、その特性について説明できる。吸収改善技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。確認テスト、グループワーク、解説講義と質疑講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p367-377を読む
【15】講義全体のまとめ講義と質疑講義内容の復習
評価方法
定期試験（50%）、確認テスト（50%）により評価する。確認テストの解説は講義中に行い、グーグルクラスルームにも掲載する。再試験では、試験の成績のみで評価する。
教科書
製剤化のサイエンス（改訂11版）、寺田勝英、高山幸三編集、ネオメディカル、ISBN978-490-4634-35-6
参考図書
製剤学（改訂7版）、山本昌、岡本浩一、尾関哲也　編集、南江堂、2017年、ISBN978-524-40347-0
第19改正日本薬局方、厚生労働省HP　https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000066530.html
備考
本科目に関連の強い項目

対応カリキュラム学修目標
D-5-2-2)　D-5-3-1), 2)　　　　　　　　　　　　　　　　

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる）。

担当教員：石田志朗
オフィスアワー：火曜日17:00〜18:00、それ以外にも適宜、薬学研究棟5階製剤学講座
実務経験：なし
科目ナンバー：ADPI305L