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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00053 | 担当教員名 | 大岡 嘉治 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 24カリ3年 |
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授業概要 |
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本講義では衛生薬学分野の中から、環境衛生学について講義する。特に生態系、水の浄化、大気・室内環境の他、近年、特に社会的関心を集めているオゾン層破壊、地球温暖化、環境ホルモン等の地球環境問題について理解を深めることを目的とする。 |
到達目標 |
環境汚染物質などの成因、生態系への影響など基本的事項を理解し、地球生態系や生活環境の保全、維持のためにどのような方策が現在の日本及び世界でなされているかを修得する。また、社会人として地球生態系や生活環境を保全、維持に関心を持ち、地球環境問題について正しい知識を一般人に伝えることができるよう心構えと態度を養う。[DP5,9,10] (知識) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 地球環境と生態系(1):生態系の構成員を列挙し、その特徴と相互関係を説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p548-554を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【2】 | 地球環境と生態系(2) :地球規模の環境問題の成因、人に与える影響について説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p554〜558を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【3】 | 地球環境と生態系(3) :化学物質の環境内動態について例を挙げて説明できる。四大公害について説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p558〜574を読む(60分) 復習:課題を解く (30分) |
【4】 | 地球環境と生態系(4) :環境基本法や地球環境の保全に関する国際的な取り組みについて説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p575〜584を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【5】 | 水環境(1):原水の種類を挙げ、特徴を説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p590〜599を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【6】 | 水環境(2):水の浄化法、塩素消毒の原理について説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p599〜602を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【7】 | 水環境(3):水質水の水質基準の主な項目を列挙し、測定できる。 | 講義 | 予習:教科書p602〜614を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【8】 | 水環境(4):下水処理および水質汚濁の指標について説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p614〜631を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【9】 | 水環境(5):富栄養化の原因とそれによってもたらされる問題点を挙げ、対策を説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p631〜639を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【10】 | 前半の復習 | 演習 | 復習:まとめプリントを活用する。 |
【11】 | 大気環境(1):主な大気汚染物質を列挙し、その発生源、測定法、健康影響について説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p640〜650を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【12】 | 大気環境(2):大気汚染の防止法や大気汚染に影響する気象的要因(逆転層など)を概説できる。 | 講義 | 予習:教科書p650〜655を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【13】 | 室内環境:室内環境と健康との関連、その評価法について説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p656〜671を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【14】 | 廃棄物:廃棄物の種類と処理方法の理解。廃棄物処理の問題点やマニフェスト制度について説明できる。 | 講義 | 予習:教科書p672〜682を読む(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【15】 | 後半の復習 | 演習 | 復習:まとめプリントを活用する。 |
評価方法 |
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定期試験(90%)、課題レポート(10%)により総合的評価する。定期試験は、グーグルクラスルームによりフィードバックする。 |
教科書 |
衛生薬学(改訂第3版)、南江堂、2020年、ISBN-978-4-524-40372-1 併せて講義時に適宜プリントを配布する。 |
参考図書 |
必携・衛生試験法 第2版 日本薬学会 編集 金原出版 2016年、ISBN978-4-307-47044-5 |
備考 |
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本科目に関連の強い項目:本講義は、毒性学(4年前期)の内容と関連する。 対応カリキュラム学修目標 E-1-1-2), 3), 4) E-3-1-1) E-3-2-1), 2), 3) DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.3, 0.0, 0.0, 0.0, 0.1, 0.1 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。 担当教員:大岡嘉治 オフィスアワー:月-木17時-18時、それ以外にも適宜、薬学研究棟4階 生体防御学講座 実務経験:なし 科目ナンバー:ADEH303L |