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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00062 | 担当教員名 | 加藤 善久 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ3年 |
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授業概要 |
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製剤実習:製剤の製造に関する基本的操作および原料及び製剤の試験法、物性評価に関する基本的操作を実習する。 薬物動態実習:医薬品の生体内動態に関する実験手技(血中薬物濃度の測定、医薬品の消化管吸収)を習熟し、医薬品の薬物治療の場で必要とされる薬物動態学的な知識と技能(薬物速度論解析、体内動態の解析と投与設計)を修得する。さらに、本実習を通して、薬剤師の任務および職能について、理解を深める。 |
到達目標 |
製剤実習:製剤化の方法と意義、医薬品の品質保証などを理解するために、製剤を実際に調製することにより基本的知識と技能とを実験を通して習得する。 薬物動態実習:薬物の生体内運命を理解し、個々の患者の投与設計ができるようになるために、薬物の体内動態およびその解析に関する基本的知識を修得し、それらを応用する基本的技能を身につける。[DP3]、[DP4]、[DP5]、[DP8]。知識(理解)、技能(表現)、態度(関心・意欲) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | (1)製剤実習:製剤学実習内容の概要説明と準備 | 製剤実習:講義・実習 | 製剤実習:実習書の内容を確認する |
【2】 | (2-6)製剤実習:固形製剤の製造法に関する実験 | 製剤実習:実習と質疑応答 | 製剤実習:実習書の内容を確認する、データ整理 |
【3】 | (7-12)製剤実習:固形製剤の試験法に関する実験 | 製剤実習:実習と質疑応答 | 製剤実習:実習書の内容を確認する、データ整理 |
【4】 | (13-15)製剤実習:液状製剤の物性評価に関する実験 | 製剤実習:実習と質疑応答 | 製剤実習:実習書の内容を確認する、データ整理 |
【5】 | (16-18)製剤実習:半固形製剤の物性評価に関する実験 | 製剤実習:実習と質疑応答 | 製剤実習:実習書の内容を確認する、データ整理 |
【6】 | (19-21)製剤実習:製剤特性に基づいた服薬支援に関する実験 | 製剤実習:実習と質疑応答 | 製剤実習:実習書の内容を確認する、データ整理 |
【7】 | (22-23)製剤実習:データ処理、結果解析、結果発表 | 製剤実習:実習と質疑応答、SGD、プレゼンテーション、討論 | 製剤実習:実習書の内容を確認する、データ整理、レポート作成 |
【8】 | (24)薬物動態実習:総合ガイダンス:実験の心得、事前学習 | 薬物動態実習:講義と質疑応答 | 薬物動態実習:予習:実習書 始めのページ、p1〜11を熟読する。実習ノートに予記入をする。復習:教科書 2) p125〜154、p162〜175を熟読する。 |
【9】 | (25-31)薬物動態実習:体内動態の解析と投与設計:薬物治療モニタリング(TDM)・シミュレーション | 薬物動態実習:実習と質疑応答 | 薬物動態実習:予習:実習書p13〜27を熟読する。実習ノートに予記入をする。復習:教科書 2) p125〜154、p162〜175を熟読する。レポート作成 |
【10】 | (32-44)薬物動態実習:薬物速度論に関する in vitro 実験:1-コンパートメントモデルについて | 薬物動態実習:実習と質疑応答 | 薬物動態実習:予習:実習書p29〜49を熟読する。実習ノートに予記入をする。復習:教科書 2) p125〜139、p147〜154を熟読する。レポート作成 |
【11】 | (45-46)薬物動態実習:レポートの書き方・プレゼンテーションの方法を学ぶ | 薬物動態実習:実習と質疑応答、SGD、プレゼンテーション、討論 | 薬物動態実習:予習:実習書p13〜49を熟読する。実習ノートに予記入をする。復習:教科書 2) p125〜154、p162〜175を熟読する。実習後:データを解析および考察し、結果をグラフや表にし、レポート作成する。スライドを作成する。スライドを使って発表の準備をする。 |
評価方法 |
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製剤実習:技能、実習への取り組み態度「達成度評価」(50%)、レポート提出(20%)、内容理解度 (30%)により総合的に評価する。試験に対する解答・解説を、グーグルクラスルームや掲示板でフィートバックする。 薬物動態実習:実習(少人数のグループで役割分担を決めて行う)、SGDへの取り組み態度およびプレゼンテーション、実習項目ごとのレポート(所定の期日を指定する)から、実習への取り組み・態度、創意・工夫、向上的質疑思考、実習の協力、実習結果の記録、実習レポートの作成、実習結果の説明、情報の収集とレポートへの記録、問題解決能力による薬物動態学実習の「問題解決能力の醸成に向けた教育の総合的な目標達成度を測定する指標」(50%)および筆記試験(50%)により評価する。出席は必須である。試験に対する解答・解説を、グーグルクラスルームや掲示板でフィートバックする。 製剤実習評点(50%)および薬物動態実習評点(50%)を総合的に評価する。 |
教科書 |
製剤実習: 教科書: 製剤学実習テキスト、製剤学講座特別編集 薬物動態実習: 教科書: 1) 薬物動態学実習テキスト 第19版、加藤善久、跡部一孝 編、香川薬学部薬物動態学講座 2) 医療薬学VI.薬の生体内運命、日本薬学会編、東京化学同人、ISBN-978-4-8079-1717-4 |
参考図書 |
製剤実習: 「第18改正 日本薬局方解説書」、日本薬局方解説書編集委員会、廣川書店、ISBN-978-4-567-01543-1 「第18改正 日本薬局方」、PMDAホームページ、https://www.pmda.go.jp/rs-std-jp/standards-development/jp/0192.html 薬物動態実習: 最新薬剤学実験書、小木曽太郎、廣川書店、ISBN-978-4-567-48102-1 第17改正 日本薬局方解説書、日本薬局方解説書編集委員会、廣川書店、ISBN-978-4-567-01522-6 生物薬剤学実験法、村田敏郎 他 編、南江堂、ISBN-3047-492041-5626 入門薬物動態学、金尾 義治、京都廣川書店、ISBN-978-4-901789-01-1 薬物動態学、西垣 隆一郎、丸善出版、ISBN-978-4-621-04472-8 薬物動態学−基礎と応用− 改訂2版、高田 寛治、じほう、ISBN-978-4-8407-2946-8 コアカリ対応 薬剤学 第3版、川島 嘉明、半田 哲郎、米谷 芳枝、山本 いづみ、丸善出版、ISBN-978-4-621- 08442-7 薬と疾病 2B 薬の効くプロセス(2)薬剤 第2版、日本薬学会 編、東京化学同人、ISBN-978-4-8079-1476-0 重要公式を用いたわかりやすい薬剤学計算問題の解き方 薬物動態学編、中島恵美、ネオメディカル、 ISBN-4-9903263-1-8 マッピングナビゲーション薬物速度論演習、櫻井栄一、京都廣川書店、ISBN-978-4-901789-72-1 薬物動態学 標準問題演習、鴫原淳、山内理恵、京都廣川書店、ISBN-978-4-906992-56-0 基礎からの薬物動態学、池田敏彦、弓田長彦、みみずく舎、ISBN-978-4-86399-314-3 領域別既出問題集〔改訂12版〕7.薬剤 第102〜108回薬剤師国家試験、薬学ゼミナール、ISBN-978-4-910504-37-7 2024年4月刊行版 |
備考 |
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本科目に関連の強い項目 対応カリキュラム学修目標 D-4-2-1), 2), 3), 4) D-5-1-1), 2) D-5-2-1), 2) D-5-3-1), 2) DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.0, 0.0, 0.3, 0.3, 0.5, 0.0, 0.0, 0.4, 0.0, 0.0 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。 担当教員: 製剤実習(1-23)は、製剤学講座が担当する。 薬物動態実習(24-46)は、薬物動態学講座が担当する。 オフィスアワー: 製剤実習:火曜日17:00〜18:00、それ以外にも適宜、薬学研究棟5階製剤学講座 薬物動態実習:金曜日16:25〜17:55、それ以外にも適宜、香川薬学部研究棟8階 薬物動態学講座 実務経験:なし 科目ナンバー:ADPP306P |