徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    感染症疾患の薬物学(Infectious Disease Chemotherapy)

科目番号00083担当教員名小林 隆信単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ3年
授業概要
病原微生物による感染症の疾患の概念を理解することを目的に,病態や予防法,感染症の治療に用いられる薬物(抗菌薬,抗真菌薬,抗寄生虫薬,抗ウイルス薬など)の作用機序・副作用・薬剤耐性機構を学修する。
到達目標
感染症の原因となる病原体,感染経路や発症メカニズム等の病態を理解し,治療薬の作用メカニズムと病態を関連付けて学修する。また,治療薬への耐性獲得メカニズム及び耐性菌の抑制,有害反応(副作用)を理解する。[DP7]。(知識)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】感染の成立と共生,感染症の制御について学ぶ。講義と演習予習:第6章,第8章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容および演習を振り返る(90分)
【2】感染症の制御について説明できる。抗菌薬の薬理について学ぶ。講義と演習予習:第8〜10章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容および演習を振り返る(90分)
【3】抗菌薬(細胞壁合成阻害薬,タンパク質合成阻害薬)の薬理について学ぶ。講義予習:第9章,第10章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容を振り返る(90分)
【4】抗菌薬(核酸合成阻害薬,細胞膜障害生抗菌薬,葉酸合成阻害薬)の薬理について学ぶ。講義予習:第10章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容を振り返る(90分)
【5】抗菌薬(その他の抗菌薬)の薬理,耐性,について学ぶ。講義と演習予習:第10章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容および演習を振り返る(90分)
【6】ウイルス感染症の薬,病態,治療について学ぶ。講義予習:第12章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容を振り返る(90分)
【7】ウイルス感染症およびプリオン病の薬,病態,治療について学ぶ。講義と演習予習:第12章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容および演習を振り返る(90分)
【8】真菌感染症の薬,病態,治療について学ぶ。講義予習:第13章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容を振り返る(90分)
【9】原虫・寄生虫感染症の薬,病態,治療について学ぶ。講義と演習予習:第14章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容および演習を振り返る(90分)
【10】呼吸器感染症,消化器感染症について,病態,感染経路と予防方法および薬物治療を学ぶ。講義と演習予習:第11章,第12章,第15章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容および演習を振り返る(90分)
【11】性感染症,尿路感染症について,病態,感染経路と予防方法および薬物治療を学ぶ。講義と演習予習:第11章,第12章,第15章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容および演習を振り返る(90分)
【12】脳炎,髄膜炎,感染性心内膜炎,胸膜炎,感覚器感染症について,病態,感染経路と予防方法および薬物治療を学ぶ。講義と演習予習:第11章,第12章,第15章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容および演習を振り返る(90分)
【13】全身性細菌感染症,薬剤耐性菌による院内感染について,病態,感染経路と予防方法および薬物治療を学ぶ。講義予習:第11章,第12章,第15章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容を振り返る(90分)
【14】皮膚細菌感染症について,病態,感染経路と予防方法および薬物治療を学ぶ。発がんウイルスによる悪性腫瘍について学ぶ。講義と演習予習:第11章,第12章,第15章を読んで理解する(90分) 復習:授業内容および演習を振り返る(90分)
【15】これまでの総括講義と演習予習:これまでの内容を振り返る(90分) 復習:演習を振り返る(90分)
評価方法
定期試験(90%),受講態度・小テスト(10%)により評価する。定期試験,小テストの解答・解説等はグーグルクラスルームを使用してフィートバックする。
教科書
薬学生のための微生物学と感染症の薬物治療学,増澤俊幸,羊土社,2022年,ISBN978-4-7581-0945-1
参考図書
シンプル微生物学(第6版)小熊惠二ほか編集 南江堂 2018年 ISBN978-4-524-25483-5,微生物学(改訂第8版) 今井康之 増澤俊幸編集 南江堂 2021年 ISBN978-4-524-40378-3,病気がみえる Vol.6 医療情報化学研究所編 メディックメディア 2018年 ISBN978-4-89632-720-5,薬学生・薬剤師レジデントのための 感染症学・抗菌薬治療テキスト 第3版 二木芳人監修 じほう 2023年 ISBN978-4-8407-5488-0
備考
本科目に関連の強い項目
C-6-3

対応カリキュラム学修目標
D-2-15-1), 2), 3), 4), 5)                 

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき,当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。

担当教員:小林隆信
オフィスアワー:木曜日16:00-18:00,生体機能学講座
実務経験:なし
授業には教科書必携で出席して下さい。
科目ナンバー:ADPC305L