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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00090 | 担当教員名 | 代田 修 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ2年 |
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授業概要 |
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天然物化学は、薬用資源学、生薬学をはじめとして、有機化学、機器分析学、衛生化学、生化学、薬理学など幅広い学問分野に密接に関連している。本講義では、序論として天然物有機化合物をもととした医薬品開発、天然物化学分野における研究手法、および生合成分類についてその概要を学び、本論として生合成分類に基づく各化合物群の生合成、構造、起源、利用についての知識を取得すると共に、薬学において重要な天然有機化合物の構造多様性を理解する。 |
到達目標 |
生薬由来の代表的な生物活性物質を化学構造に基づいて分類し、それらの生合成経路を概説できる。(理解・思考) 脂質や糖質に分類される生薬由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できる。(知識・理解) 芳香族化合物に分類される生薬由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できる。(知識・理解) テルペノイド、ステロイドに分類される生薬由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できる。(知識・理解) アルカロイドに分類される生薬由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できる。(知識・理解) 微生物由来の生物活性物質を化学構造に基づいて分類できる。(知識・判断) 微生物由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できる。(知識・理解) 天然生物活性物質の代表的な抽出法、分離精製法を概説し、実施できる。(知識・技能) 医薬品として使われている代表的な天然生物活性物質を列挙し、その用途を説明できる。(知識・理解) 天然生物活性物質を基に化学修飾等により開発された代表的な医薬品を列挙し、その用途、リード化合物を説明できる。(知識・理解) 農薬や香粧品などとして使われている代表的な天然生物活性物質を列挙し、その用途を説明できる。(知識・理解)[DP5] |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 総論1:天然物からの医薬品開発 | 講義、質疑、演習 | 教科書p1~p5を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【2】 | 総論2:天然物研究法:天然物の抽出法、分離精製法、構造決定法 | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p5~p8を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【3】 | 総論3:生合成経路の概説 | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p8~p16を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【4】 | 糖質:糖類、オリゴ糖類および多糖類 | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p17~p40を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【5】 | 脂肪酸とポリケタイド(1) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p41~p68を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【6】 | 脂肪酸とポリケタイド(2) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p41~p68を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【7】 | 芳香族化合物(1) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p69~p107を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【8】 | 芳香族化合物(2) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p69~p107を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【9】 | テルペノイドとステロイド(1) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p109~p175を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【10】 | テルペノイドとステロイド(2) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p109~p175を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【11】 | テルペノイドとステロイド(3) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p109~p175を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【12】 | アルカロイドおよびその他の含窒素化合物(1) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p177~p226を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【13】 | アルカロイドおよびその他の含窒素化合物(2) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p177~p226を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【14】 | アルカロイドおよびその他の含窒素化合物(3) | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p177~p226を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
【15】 | その他の特異な天然有機化合物 | 演習解説、講義、質疑、演習 | 教科書p227~p241を読む。演習問題を解く。(60分程度) |
評価方法 |
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中間試験(30%)、定期試験(60%)、平常点(10%)により評価する。中間試験・定期試験の解答は3階リフレッシュルームに掲示し、グーグルクラスルーム等にてフィードバックする。 |
教科書 |
「パートナー天然物化学[電子版付]改訂第4版増補」、森田博史・阿部郁朗 編、南江堂、ISBN 978-4-524-40451-3 *別途、冊子体の講義補助資料を作成するので、各自購入すること。 |
参考図書 |
「最新天然物化学(第2版)」、奥田拓男 編、廣川書店、ISBN 978-4-567-43095-1 「医薬品天然物化学(原著第2版)」、海老塚 豊 監訳、南江堂、ISBN 978-4-524-40201-2 「医療を指向する天然物医薬品化学(第2版)」、北中 進・船山信次 編、廣川書店、ISBN 978-4-567-43111-8 |
備考 |
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本科目に関連の強い項目 C-1, C-2, C-4, C-6 対応カリキュラム学修目標 C-5-2-1), 2) DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。 担当教員:代田 修 オフィスアワー:月曜日?金曜日の5限目、香川薬学研究棟3階生薬・天然物化学講座 実務経験: 科目ナンバー:ADCH210L |