徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品衛生学（Food hygiene）

科目番号00097担当教員名竹内　一単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ3年
授業概要
この科目では、「C 基礎薬学」、「D 医療薬学」及び「E-2-1 食品機能と疾病の予防・治療における栄養」で学修した食品や栄養に関する基礎的な知識・技能と「E-3-1 人の健康に影響を及ぼす化学物質の管理と使用」で学修した化学物質に関する知識・技能をもとに、食品衛生の視点から、食品の衛生管理や安全性管理と食品に起因する健康被害の防止策について学修する。
到達目標
　人の健康の維持・増進のために、食品や食品添加物等について、関連する情報の収集・解析と評価に基づいて適切に衛生管理及び安全性管理を実施することの必要性を説明する。食品の変質や食品汚染によって起こる健康被害や食中毒について、被害状況把握、社会的な影響の解析と関連する規制・制度や関連法規の理解のもとに、実効性のある防止策を立案する。食品の変質、食品汚染による健康被害や食中毒に対する防止策の効果を検証・評価する。食品や栄養について、適切な摂取により人の健康の維持・増進をはかることの必要性を説明する。�｜亮院ν�解、�せ弭諭θ獣� [DP5]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】食品衛生に関する法的規制について説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【2】食品添加物（1）：食品衛生に関する法的規制について説明できる。代表的な食品添加物を用途別に列挙し、それらの働きを説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【3】食品添加物（2）：代表的な食品添加物を用途別に列挙し、それらの働きを説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【4】食品添加物（3）：代表的な食品添加物の表示について説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【5】食中毒（1）：代表的な微生物による食中毒を列挙し、それらの原因となる微生物の性質、症状、原因食品および予防方法について説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【6】食中毒（2）：代表的なウイルスによる食中毒を列挙し、それらの原因となる微生物の性質、症状、原因食品および予防方法について説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【7】食中毒（3）：代表的な寄生虫などによる食中毒を列挙し、それらの原因となる微生物の性質、症状、原因食品および予防方法について説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【8】自然毒による食中毒（1）：食中毒の原因となる代表的な動物性自然毒を列挙し、その原因物質、作用機構、症状の特徴を説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【9】自然毒による食中毒（2）：食中毒の原因となる代表的な植物性自然毒を列挙し、その原因物質、作用機構、症状の特徴を説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【10】食品汚染（1）：食品成分由来の発がん性物質を列挙し、その生成機構を説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【11】食品汚染（2）：重金属による食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及ぼす影響を説明できる。重金属の急性毒性、慢性毒性の特徴について説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【12】食品汚染（3）：重金属による食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及ぼす影響を説明できる。重金属の急性毒性、慢性毒性の特徴について説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【13】食品汚染（4）：マイコトキシンによる食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及ぼす影響を説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【14】食品汚染（5）：残留農薬による食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及ぼす影響を説明できる。農薬の急性毒性、慢性毒性の特徴について説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
【15】食品汚染（6）：残留農薬による食品汚染の具体例を挙げ、ヒトの健康に及ぼす影響を説明できる。農薬の急性毒性、慢性毒性の特徴について説明できる。講義・演習課題プリント、教科書の該当ページを読む。
評価方法
定期試験（90%）、平常点（10%）により評価する。
定期試験の解答解説に関する講評や解説は、必要に応じて講義およびGoogle Classroomなどにてフィードバックする。
教科書
「衛生薬学 -基礎・予防・臨床-(改訂第4版)」、今井浩孝、小椋康光(編)、南江堂、2017年、ISBN978-4-524-40317-2
参考図書
健康と環境、日本薬学会編、東京化学同人、2016年、ISBN-978-4-8079-1711-2
衛生薬学 ?健康と環境? 第6版、井村 伸正、渡部 烈 編、丸善、2018年、ISBN978-4-621-30178-4
コンパス衛生薬学 （改訂第3版3刷）、南江堂、2022年、ISBN-978-4-524-40371-4
公衆衛生学がみえる、医療情報研究所編、メディクメディア、2020年、ISBN978-4-89632-779-3
備考
本科目に関連の強い項目
予防栄養学、環境衛生学、微生物学
対応カリキュラム学修目標
E-2-1-1)　E-2-2-1), 2), 3)　　　　　　　　　　　　　　　　

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる）。

担当教員：竹内一
オフィスアワー：火曜日 13時〜15時、それ以外にも適宜、薬学研究棟7階　衛生薬学講座
実務経験：なし
科目ナンバー：ADEH302L