徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    有機化学1(Organic Chemistry 1)

科目番号00102担当教員名富永 昌英単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ2年
授業概要
有機化合物に含まれる炭素骨格や官能基の基本的性質を理解することは、医薬品や生体分子の性質を説明するための第一歩である。基本的な有機ハロゲン化合物、アルコール・フェノール、エーテル、芳香族化合物、複素環化合物の構造、性質、反応性等に関する基本事項を概説する。
到達目標
有機化学が薬学における他の多くの科目に関連していることを認識し、その理解に必要な有機化学の基礎を修得する。有機ハロゲン化合物、アルコール・フェノール、エーテル、芳香族化合物、複素環化合物とそれらの反応等を理解する。(知識・理解)[DP5]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】有機ハロゲン化合物の基本的な性質について講義と演習予習:教科書「基本有機化学」p187-190を読む(20分) 章末問題を解く(20分)
【2】有機ハロゲン化合物の基本的な反応について講義と演習予習:教科書p190-192を読む(20分) 章末問題・課題プリントを解く(40分)
【3】有機ハロゲン化合物の求核置換反応(SN2反応)の特徴について講義と演習予習:教科書p192-194を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分)
【4】有機ハロゲン化合物の求核置換反応(SN1反応)の特徴について講義と演習予習:教科書p194-201を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分)
【5】有機ハロゲン化合物の脱離反応(E1反応)の特徴について講義と演習予習:教科書p202-205を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分)
【6】有機ハロゲン化合物の脱離反応(E2反応)の特徴について講義と演習予習:教科書p205-210を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分)
【7】アルコール類の基本的な性質について講義と演習予習:教科書p219-225を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分)
【8】アルコール類の基本的な反応について講義と演習予習:教科書p225-236を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分)
【9】エーテル類の基本的な性質と反応について講義と演習予習:教科書p237-250を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分)
【10】代表的な芳香族炭化水素化合物の性質と反応性および芳香族性の概念について講義と演習予習:教科書p259-271を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分)
【11】芳香族炭化水素化合物の求電子置換反応の反応性について講義と演習予習:教科書p272-280読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分)
【12】芳香族炭化水素化合物の求電子置換反応の配向性、置換基の効果について講義と演習予習:教科書p281-289を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分)
【13】フェノール類の基本的な性質と反応について講義と演習予習:教科書p290-296を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分)
【14】代表的な芳香族複素環化合物の性質と芳香族性について講義と演習予習:教科書「有機化学ベーシック薬学教科書シリーズ5」p345-348を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分)
【15】代表的な芳香族複素環の求電子置換反応の反応性、配向性、置換基の効果について講義と演習予習:教科書「有機化学ベーシック薬学教科書シリーズ5」p348-357を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分)
評価方法
定期試験(90%)、受講態度(10%)により評価する。定期試験は、グーグルクラスルームや掲示板等でフィードバックする。
教科書
ブラウン・プーン『基本有機化学』第3版、ブラウン・プーン著 、池田正澄・奥山格 監訳、廣川書店、2006年、ISBN-4-567-23491-X
有機化学ベーシック薬学教科書シリーズ5、夏苅英昭・高橋秀依編、化学同人、2008年、ISBN-978-4-7598-1255-8
参考図書
マクマリー『有機化学』(上・中・下)、マクマリー著、伊東椒・児玉三明・荻野敏夫・深沢義正・通元夫 訳、東京化学同人、2009年
備考
教科書は有機化学2(2年後期)も用いる予定である。
本科目に関連の強い項目
C-1, C-2, C-4

対応カリキュラム学修目標
C-3-2-1), 2), 3) C-3-3-1), 2)                

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。

担当教員:富永昌英
オフィスアワー:火曜日16時-18時、それ以外にも適宜、香川薬学研究棟3階解析化学講座
実務経験:なし
科目ナンバー:ADCH205L