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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00103 | 担当教員名 | 富永 昌英 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ2年 |
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授業概要 |
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有機化合物に含まれる炭素骨格や官能基の基本的性質を理解することは、医薬品や生体分子の性質を説明するための第一歩である。基本的なアミン、アルデヒド・ケトン、カルボン酸の構造、性質、反応性等に関する基本事項を概説する。 |
到達目標 |
有機化学が薬学における他の多くの科目に関連していることを認識し、その理解に必要な有機化学の基礎を修得する。アミン、アルデヒド・ケトン、カルボン酸とそれらの反応などを理解する。(知識・理解)[DP5] |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | アミン類の基本的性質について | 講義と演習 | 予習:教科書「有機化学ベーシック薬学教科書シリーズ5」p287-290を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分) |
【2】 | アミン類の反応(求電子的な炭素、酸素原子との反応)について | 講義と演習 | 予習:教科書p294-298を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分) |
【3】 | アミン類の反応(酸化、脱離反応)について | 講義と演習 | 予習:教科書p298-301を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分) |
【4】 | 含窒素化合物の塩基性度の比較について | 講義と演習 | 予習:教科書p290-294を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分) |
【5】 | アミンの合成について | 講義と演習 | 予習:教科書p301-305を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分) |
【6】 | アルデヒド類およびケトン類の基本的な性質について | 講義と演習 | 予習:教科書「基本有機化学」p337-344を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分) |
【7】 | アルデヒド類およびケトン類の反応(Grignard試薬、アルコールの付加反応等)について | 講義と演習 | 予習:教科書p344-352を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分) |
【8】 | アルデヒド類およびケトン類の反応(アンモニアとアミンの付加反応等)について | 講義と演習 | 予習:教科書p352-356を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分) |
【9】 | アルデヒド類およびケトン類の反応(カルボニル基のα位が関する反応等)について | 講義と演習 | 予習:教科書p356-359を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分) |
【10】 | アルデヒド類およびケトン類の反応(酸化、還元反応)について | 講義と演習 | 予習:教科書p359-365を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分) |
【11】 | カルボン酸の基本的な性質について | 講義と演習 | 予習:p377-383を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分) |
【12】 | カルボン酸の酸性度の比較について | 講義と演習 | 予習:p383-388を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分) |
【13】 | カルボン酸の反応(還元とエステル化等)について | 講義と演習 | 予習:p388-394を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分) |
【14】 | カルボン酸の反応(脱炭酸等)について | 講義と演習 | 予習:p395-399を読む(20分) 復習:章末問題を解く(20分) |
【15】 | 官能基が及ぼす電子効果について | 講義と演習 | 予習:p282,317,383を読む(20分) 復習:章末問題・課題プリントを解く(40分) |
評価方法 |
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定期試験(90%)、受講態度(10%)により評価する。定期試験は、グーグルクラスルームや掲示板等でフィードバックする。 |
教科書 |
ブラウン・プーン『基本有機化学』第3版、ブラウン・プーン著 、池田正澄・奥山格 監訳、廣川書店、2006年、ISBN-4-567-23491-X 有機化学ベーシック薬学教科書シリーズ5、夏苅英昭・高橋秀依編、化学同人、2008年、ISBN-978-4-7598-1255-8 |
参考図書 |
マクマリー『有機化学』(上・中・下)、マクマリー著、伊東椒・児玉三明・荻野敏夫・深沢義正・通元夫 訳、東京化学同人、2009年 |
備考 |
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教科書は有機化学1(2年前期)も用いる予定である。 本科目に関連の強い項目 C-1, C-3, C-4 対応カリキュラム学修目標 C-3-1-1), 2) C-3-3-1), 2) DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。 担当教員:富永昌英 オフィスアワー:月曜日16時?18時、それ以外にも適宜、香川薬学研究棟3階解析化学講座 実務経験:なし 科目ナンバー:ADCH206L |