徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    免疫学（Immunology）

科目番号00107担当教員名中妻　彩単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ2年
授業概要
リンパ系を構成する器官の構造や免疫に関与する細胞及びその機能について学修する。これによって炎症やアレルギー及び感染症等の免疫に関連する病態や、免疫反応を利用した検査法や治療薬等の臨床応用を学ぶ基盤を形成する。
到達目標
リンパ系を構成する器官の構造と機能を説明できる。（知識・理解）
免疫担当細胞による免疫応答について説明できる。（知識・理解）
免疫・炎症・アレルギー系疾患の発症メカニズムを生体の恒常性と関連付けた上で、異常反応としての病態を説明できる。（知識・理解）
医療現場で用いられる免疫学的測定法の目的と原理、操作法の概略と特徴を説明できる。（知識・理解）
ワクチンや抗体医薬品等の免疫反応を利用した臨床応用について、特徴や作用メカニズムを説明できる。（知識・理解）[DP5]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】免疫に関する器官と細胞講義教科書第1部の0及び1を読む。課題プリントで予習復習する。
【2】自然免疫と獲得免疫講義教科書第1部の3を読む。課題プリントで予習復習する。
【3】抗体分子の基本構造、種類及び役割と補体の活性化経路及び役割講義教科書第1部の2及び第2部の12-1を読む。課題プリントで予習復習する。
【4】B細胞の分化成熟とB細胞抗原受容体（抗体分子）の多様性講義教科書第1部の5、6及び第3部の15-3を読む。課題プリントで予習復習する。
【5】MHC抗原の構造及び機能と抗原提示講義教科書第1部の4を読む。課題プリントで予習復習する。
【6】T細胞の分化成熟、抗原認識及び免疫寛容と免疫担当細胞の体内循環講義教科書第1部の5、6、第2部の12-1及び第3部の15-3を読む。課題プリントで予習復習する。
【7】主なサイトカインと関与する細胞間ネットワーク講義教科書第2部の7を読む。課題プリントで予習復習する。
【8】前半のまとめ演習、グループワーク授業1?7の授業資料を読む。課題プリントで予習復習する。
【9】免疫学的測定法の原理講義教科書第2部の13を読む。課題プリントで予習復習する。
【10】炎症反応及び�儀織▲譽襯�ーの発症メカニズム講義教科書第2部の7-3及び8-1を読む。課題プリントで予習復習する。
【11】�況�〜�昂織▲譽襯�ー及び自己免疫疾患の発症メカニズム講義教科書第2部の8-2、8-3、8-4及び9-1を読む。課題プリントで予習復習する。
【12】拒絶反応及び移植片対宿主病の発症メカニズム講義教科書第2部の9-2を読む。課題プリントで予習復習する。
【13】感染症に対する免疫反応とワクチンの原理講義教科書第2部の10及び11-1を読む。課題プリントで予習復習する。
【14】血清療法と抗体医薬の原理講義教科書第2部の13-1、第3部の14-1、14-2、14-5、14-7、及び15-2を読む。
【15】後半のまとめ演習、グループワーク授業8?14の授業資料を読む。課題プリントで予習復習する。
評価方法
定期試験（80%）、演習及び課題プリント（20%）により総合的に評価する。定期試験のフィードバックはGoogle Classroomで、課題プリントの解説は次回の講義で行う。
教科書
薬系免疫学（改訂第４版）植田正、前仲勝実 編集、南江堂、ISBN978-4-524-40351-6
参考図書
分子細胞免疫学（原著第９版）中尾篤人 監訳、エルゼビア・ジャパン、ISBN978-4860349172
もっとよくわかる！免疫学、河本宏 著、羊土社、ISBN978-4-7581-2200-9
備考
本科目に関連の強い項目
C-2, C-4, C-6, C-7, D-2

対応カリキュラム学修目標
C-2-7-3)　C-7-9-1), 2)　D-2-10-1)　　　　　　　　　　　　　　　

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる）。

担当教員：中妻彩
オフィスアワー：火曜日15時-17時、それ以外にも適宜、薬学研究棟４階 生体防御学講座
実務経験：平成16年4月〜18年7月　(独)産業技術総合研究所つくばセンター　第1号契約職員
科目ナンバー：ADBL209L