徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医療リスクマネージメント(Pharmacotherapeutic Toxicology) 

科目番号00113担当教員名芳地 一単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ4年
授業概要
薬物治療に際し遭遇する医薬品の副作用について学習する。
 
到達目標
医薬品の安全性を評価し、医薬品の適正使用に参画できるようになるため、医薬品相互作用、有害反応の発現機作・症状および副作用症状の処置・治療法に関する知識を習得する(知識)。DP1,7,9,10
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬害が発生する原因と社会的背景講義と質疑1章-1を精読、演習を解答する
【2】医薬品の安全性確保に関わる法的規制講義と質疑1章-2を精読、演習を解答する
【3】医薬品の副作用発現に影響する薬物動態因子講義と質疑2章を精読、演習を解答する
【4】医薬品の副作用発現に影響する生体因子講義と質疑5章を精読、演習を解答する
【5】肝機能に対する医薬品の副作用講義と質疑5章を精読、演習を解答する
【6】フィジカルアセスメント(1):副作用発現の兆候講義、質疑およびバイタル実技4章-1を精読、演習を解答する
【7】フィジカルアセスメント(2):副作用発現の兆候講義、質疑およびバイタル実技4章-1を精読、演習を解答する
【8】腎機能に対する医薬品の副作用講義と質疑5章を精読、演習を解答する
【9】重篤な副作用を引き起こす医薬品講義と質疑5章を精読、演習を解答する
【10】OTC薬の副作用と相互作用講義と質疑6章を精読、演習を解答する
【11】医療施設で必要とされる医薬品の副作用情報と安全性情報講義と質疑1章-2を精読、演習を解答する
【12】ハイリスク薬の副作用講義と質疑5章を精読、演習を解答する
【13】医薬品安全管理における薬剤師の役割1(医療事故)SGDレポート作成
【14】医薬品安全管理における薬剤師の役割2(副作用)SGDレポート作成
【15】医薬品安全管理における薬剤師の役割3(医療倫理)SGDレポート作成
評価方法
定期試験(60%)、授業態度(20%)及びレポート(20%)についてはルーブリック評価を行う。
教科書
医薬品トキシコロジー改定第4版、佐藤哲男・仮家公夫・北田光一編、南江堂、2010年、ISBN-978-4-524-40259-5
参考図書
患者の訴え・症状からわかる薬の副作用第2版、大津史子・浜六郎 編、じほう、2013年、ISBN-978-4-8407-4512-3
みてわかる薬学図解薬害・副作用学改定2版、川西正祐編、南山堂、2017年、ISBN:978-4-525-72072-8
備考
本科目に関連の強い項目

対応カリキュラム学修目標
B-1-3-3) B-2-2-2), 3) B-4-2-1), 2), 3) D-3-4-1), 2) E-1-2-3) F-3-2-2), 4) F-3-3-1), 2), 3) F-3-4-1), 2), 3), 4) F-4-2-1)         

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.6, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.3, 0.0, 0.3, 0.3
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。

担当教員:芳地
オフィスアワー:金曜日16:00-17:00、薬学実習棟2階医療薬学講座
実務経験:芳地 一:1987年〜2020年徳島大学病院・香川大学病院
科目ナンバー:ADCP404L