徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    調剤学(Practice of Medicine Dispensing)

科目番号00115担当教員名芳地 一単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ3年
授業概要
講義、演習、実習により、病院・薬局で行われている調剤業務の基礎知識、技能を習得する。医薬品情報や患者情報について学び、医薬品情報を「使う・伝える」力を身につける。
到達目標
処方せんの読み方を学び、調剤業務や注射薬の処方設計に必要な基本的事項を説明できる(知識・理解)。また、調剤に取り組み、副作用に関心をもつことができる(態度・関心・意欲)。さらに、各種医薬品情報の特徴について説明でき、医薬品情報や論文、ガイドラインを検索できる(知識・技能)。DP1,2,7
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】医薬品の取り扱いに関わる法的規制と薬剤師業務講義課題プリント
【2】処方せんの読み方と医療用語講義課題プリント
【3】内服薬の処方設計(力価計算)講義・演習課題プリント
【4】医薬品の調剤(錠剤)演習・実習課題プリント
【5】医薬品の調剤(散薬)演習・実習課題プリント
【6】医薬品の調剤(液剤)演習・実習課題プリント
【7】注射薬の処方設計(1)(輸液の容量と電解質濃度)演習・実習課題プリント
【8】副作用モニタリングと検査値講義・演習課題プリント
【9】医薬品の調剤まとめ:調剤とモニタリング講義・演習課題プリント
【10】医薬品に関する情報(1):添付文書、医薬品インタビューフォームなど厚生労働省、製薬企業などの発行資料講義・質疑教科書・プリントを読み、各種情報の特徴・内容をまとめる
【11】医薬品に関する情報(2):一次、二次、三次資料の位置づけ講義・質疑教科書・プリントを読み、各種情報の特徴・内容をまとめる
【12】注射薬の処方設計(2)(輸液の容量と電解質濃度)演習・実習課題プリント
【13】医薬品情報の収集と加工(1):医薬品情報の収集と加工、検索、データベース(添付文書)講義・実習添付文書情報などに各自でアクセスしてみる
【14】医薬品情報の収集と加工(2):医薬品情報の収集と加工、検索、データベース(医中誌)講義・実習医中誌に各自でアクセスしてみる
【15】医薬品情報まとめ:適正使用とリスク・ベネフィット講義・質疑第11回〜15回を復習する
評価方法
 定期試験(80%)、態度(達成度評価の「医療に関わる法・規制の基盤となる精神の尊重」「相手や集団に適した対応」(20%))により評価する。定期試験の解答等は、対面もしくはグーグルクラスルームでフィードバックする。
教科書
コンパス調剤学改定第3版 八野芳已編 2020年南江堂  ISBN-9784524403691
参考図書
グラフィックガイド薬剤師の技能理論まるごと実践へ第2版高田充隆編2018年京都廣川書店ISBN-9784909197214
薬学生のための計算実践トレーニング帳 前田初男編 2009年化学同人 ISBN 978-4-7598-1165-0
薬剤疫学への招き−医薬品の適正使用を目指して−、高田充隆、飯原なおみ、小竹武、京都廣川書店、ISBN-978-4-901789-31-8
備考
本科目に関連の強い項目

対応カリキュラム学修目標
B-1-1-1) B-1-3-1), 2) B-3-3-2), 3) B-4-4-1), 2) D-6-1-1), 2), 3) F-1-1-6)            

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.5, 0.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.5, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。

担当教員:授業計画1〜10は芳地と川添が、11〜15は飯原が担当する。
オフィスアワー:金曜日16:00-17:00
実務経験:芳地 一:1987年〜2020年徳島大学病院・香川大学病院
科目ナンバー:ADCP301L