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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00120 | 担当教員名 | 山口 健太郎 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ2年 |
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授業概要 |
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実習を通して物理化学、分析化学、有機化学、機器分析学に関する知識と技能を習得する。 |
到達目標 |
近年の分析機器の多様化・高度化はめざましく、医薬品開発の領域においても様々な手法を駆使した多角的な分析が要求されつつある。本実習では、有機化合物を分離、抽出、単離し、有機分析に必須とされる各分析機器の原理と取扱や各種スペクトルデータの解析について知識を深めるほか、分子計算化学を通じて分子構造を理論的に解釈することを学ぶ。またレポート作成・プレゼンテーションに必要な各種コンピューターソフトウェアの使用法についてもここで解説する。また、物理化学実験では、物理平衡と反応速度について実習する[DP 3 ,4, 5, 8] (知識・理解・技能・表現・思考・判断)。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | (1)実験上の諸注意 | (1)講義 | (1)実習書該当箇所を読む。 |
【2】 | (2-9)有機化合物の酸・塩基分離抽出による単離 分析目的に即した試料の前処理法を説明できる。 | (2-9)実習 | (2-9)実習書該当箇所を読む。実習後:レポート作成 |
【3】 | (10-14)機器分析1 旋光度測定・赤外吸収スペクトル 赤外吸収(IR)スペクトル測定法の原理および応用例を説明できる。 | (10-14)実習 | (10-14)実習書該当箇所を読む。実習後:レポート作成 |
【4】 | (15-21)機器分析2 核磁気共鳴スペクトル・質量分析・X線結晶構造解析機器分析 核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法の原理および応用例を説明できる。 | (15-21)実習およびSGD形式での質疑 | (15-21)実習書該当箇所を読む。実習後:レポート作成 |
【5】 | (22-27)定量分析 酸解離定数の決定 溶液のpH を測定できる。 | (22-27)実習 | (22-27)実習書該当箇所を読む。実習後:レポート作成 |
【6】 | (28-30) コンピューターソフトウェアを用いたレポート作成と分子計算化学 化学結合の様式について説明できる。 | (28-30)実習 | (28-30)実習書該当箇所を読む。実習後:レポート作成 |
【7】 | (31-33) スペクトル演習(SGD) 代表的な化合物の部分構造を1H NMR から決定できる。(技能) | (31-33)実習 | (31-33)実習書該当箇所を読む。実習後:レポート作成 |
【8】 | (34-36) 反応速度実験および分子間相互作用測定(Biacore) | (34-36)実習 | (34-36)実習書該当箇所を読む。実習後:レポート作成 |
【9】 | (37-39) 浸透圧測定実験および凝固点降下測定実験 | (37-39)実習 | (37-39)実習書該当箇所を読む。実習後:レポート作成 |
【10】 | (40) 物理・分析化学実習まとめ | (40)実習 | (40)実習書該当箇所を読む。実習後:レポート作成 |
評価方法 |
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レポート(30%),発表等(SGD形式)(20%)および達成度評価(50%)により評価する。レポート,発表等のフィードバックは主にSGDの際に行う. |
教科書 |
実習指導書 |
参考図書 |
分析化学 コアカリ対応 第3版 前田昌子・今井一洋 編著 丸善出版 ISBN978-4-621-08437-3、ベーシック薬学教科書シリーズ 物理化学、石田寿昌 著、化学同人、2007年、ISBN978-4-7598-1253-4第十七改正日本薬局方・解説書 一般試験法 廣川書店 |
備考 |
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有機化学、分析化学および物理化学の講義の受講。概要に示すように学んだことを総合的に行う実習であるので、各教員の指示をきちんときくこと。 この実習は、(1-33)を解析化学講座(山口・富永・兵頭)と中央機器(小原)で担当し、(34-40)を植木が担当する。 本科目に関連の強い項目 対応カリキュラム学修目標 C-1-3-1) C-1-4-1) C-2-4-1), 2), 3), 4) C-2-5-1), 2) C-2-6-1) DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.0, 0.0, 0.3, 0.4, 0.4, 0.0, 0.0, 0.4, 0.0, 0.0 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。 担当教員:山口、富永、植木、小原、兵頭 オフィスアワー: 質問は、実習中に受け付ける。その他相談は、解析化学講座・中央機器室で受け付ける。 山口:水曜日14時〜15時半(在室の際は来客中を除き随時対応可能)、薬学研究棟3階 解析化学講座 富永:火曜日16時〜18時、それ以外にも適宜、香川薬学研究棟3階 解析化学講座 小原:金曜日13時〜14時半、それ以外適宜対応可。香川薬学研究棟2階 PCルーム併設の居室 植木:木曜日16時半〜18時、それ以外にも適宜、香川薬学部研究棟6階 解析化学講座 兵頭:金曜日15時〜17時、それ以外にも適宜、香川薬学部研究棟3階 解析化学講座 実務経験:なし 科目ナンバー:ADPP201P |