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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00121 | 担当教員名 | 山口 健太郎 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 24カリ2年 |
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授業概要 |
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物質の性質は、構造要素である原子や分子の配置に関連づけて考えると理解し易い。これは、原子の配列と状態、およびお互いの結合形式に深く関係しているからである。また、原子配列は結合の特性に大きく影響されやすく、特に明確な方向性を持つ共有結合は分子の構造に関係している。本講義では、原子の配列の観測、決定に基づく分子構造解析の基礎となる分光学と大型機器分析手法について学ぶ。 |
到達目標 |
本授業では一般的な分光学的手法および大型機器分析法の基本原理を習得することを目指し、さらに薬学領域における種々の分析手法による医薬品分子の構造解析法とその原理の修得を目的とする[DP5]。(知識・理解) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 分析法の特徴を理解し代表的な機器分析法や生化学的分析法の特徴を説明できる。 | 講義 | 分析法について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【2】 | 紫外可視吸光分光法の原理および測定法を説明できる。 | 講義 | 紫外可視吸光分光法の原理について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【3】 | 紫外可視吸光分光法によるスペクトルの特徴を説明できる | 講義 | 紫外可視吸光スペクトルについて教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【4】 | ランベルトーベールの法則を理解する。 | 講義 | ランベルトベールの法則について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【5】 | 蛍光光度法の原理を説明できる。 | 講義 | 蛍光光度法について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【6】 | 発光分光法と原子吸光光度法の原理および測定法を説明できる。 | 講義 | 発光分光法と原子吸光光度法の原理について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【7】 | 赤外分光法およびラマン分光法の測定法および応用例を説明できる。 | 講義 | 赤外分光法およびラマン分光法について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【8】 | 旋光度測定法の原理および測定法を説明できる。 | 講義 | 旋光度測定法について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【9】 | 質量分析法の概略を説明できる。 | 講義 | 質量分析法の概略について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【10】 | 質量分析のイオン源の種類と構造を説明できる。 | 講義 | 質量分析法のイオン源について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【11】 | 質量分析の分析系の種類と構造を理解し、スペクトルを解析できる。 | 講義 | 質量分析法の分析系について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【12】 | NMRにおいて核スピンとゼーマン分裂を説明できる。 | 講義 | NMRの原理について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【13】 | NMRの装置と応用について説明できる。 | 講義 | NMR装置について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【14】 | X線回析理論と構造解析について説明できる。 | 講義 | X線解析の原理について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
【15】 | X線回析装置と熱分析装置について説明できる。 | 講義 | 結晶解析の実際と熱分析について教科書・参考書などで予習:ノート・プリントで復習 |
評価方法 |
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定期試験(60%)、課題レポート3回(15%)、小テスト(25%)により評価する。定期試験のフィードバック(解答例・解説など)は掲示する。 |
教科書 |
分析化学 コアカリ対応 第4版 今井一洋 他 編著 丸善出版 ISBN978-4-621-30688-8 |
参考図書 |
薬学分析化学の基礎と応用 −薬学教育モデル・コアカリキュラム準拠−廣川書店 ISBN-4-567-2560-4 |
備考 |
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この教科書は分析化学2〜3で用いる。分析化学2,3の全体の流れを把握しつつ学習を進める。 本科目に関連の強い項目 分析化学3 B-4, C-1, C-3, C-4, C-5 対応カリキュラム学修目標 C-1-2-2) C-2-4-1), 2), 3), 4) C-2-5-1), 2) C-3-4-1), 2) DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。 担当教員:山口健太郎 オフィスアワー:水曜日14:00~15:00 実務経験:なし 科目ナンバー:ADPA206L |