徳島文理大学

Webシラバスシステム

 TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬理学実習（Practical pharmacology）

科目番号00127担当教員名山田　麻紀単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ3年
授業概要
実習を通じて薬理学および薬物治療学の知識を深める。
　
到達目標
治療薬学の講義で学んだ薬理学および薬物治療学の知識をより確かのものとするため、実験動物および摘出組織を用いて様々な薬物の効果を測定することにより、生体と薬物の相互作用、関連した疾患の病態および治療法の理解を深める。グループメンバーによる共同作業により実験データを整理し、プレゼンテーション技術を身につける。また相互評価（ピアレビュー）を経験し、客観的な評価の指標についても理解を深める。[DP3,4,8] �｜亮�(理解) ��態度（関心・意欲） �５伺宗壁集宗�
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション
・目的意識を強く持ち、薬理学実習に臨むことができる。
・動物実験における倫理観を十分に理解できる。
・実験動物での代表的な薬物投与方法を実施できる。		講義なし
【2】実験動物の扱い方
・動物実験における倫理について配慮できる。
・代表的な実験動物を適切に取り扱うことができる。		講義と実習(実習後)実験動物の必要性・倫理感を復習する。
【3】循環器系・血圧に作用する薬物-1
心臓や血管（循環器系）に作用する薬物の効果を動物実験で測定できる（技能）、血圧の調節機構について概説できる。コンピュータシミュレーションで学習し理解を深める。		講義と実習（実習前）薬理学講義で学んだ関連薬について復習する。
【4】循環器系・血圧に作用する薬物-2：交感神経−1
循環器系・血圧に作用する薬物。薬物の作用と血圧の関係を説明できる。自律神経系に作用する代表的な薬物の効果を動物実験で測定できる。		講義と実習（実習後）実験結果を整理し発表できるようにする。
【5】循環器系・血圧に作用する薬物-2：交感神経−2
循環器系・血圧に作用する薬物。薬物の作用と血圧の関係を説明できる。自律神経系に作用する代表的な薬物の効果を動物実験で測定できる。		講義と実習（実習後）実験結果を整理し発表できるようにする。
【6】循環器系・血圧に作用する薬物-2：交感神経−3
循環器系・血圧に作用する薬物。薬物の作用と血圧の関係を説明できる。自律神経系に作用する代表的な薬物の効果を動物実験で測定できる。		講義と実習（実習後）実験結果を整理し発表できるようにする。
【7】循環器系・血圧に作用する薬物-3：副交感神経−1
循環器系・血圧に作用する薬物。薬物の作用と血圧の関係を説明できる。自律神経系に作用する代表的な薬物の効果を動物実験で測定できる。		講義と実習（実習後）実験結果を整理し発表できるようにする。
【8】循環器系・血圧に作用する薬物-3：副交感神経−2
循環器系・血圧に作用する薬物。薬物の作用と血圧の関係を説明できる。自律神経系に作用する代表的な薬物の効果を動物実験で測定できる。		講義と実習（実習後）実験結果を整理し発表できるようにする。
【9】循環器系・血圧に作用する薬物-3：副交感神経−3
循環器系・血圧に作用する薬物。薬物の作用と血圧の関係を説明できる。自律神経系に作用する代表的な薬物の効果を動物実験で測定できる。		講義と実習（実習後）実験結果を整理し発表できるようにする。
【10】効果的なプレゼンテーション−1。技能（表現）、態度（関心・意欲）
質問に対して的確な応答ができる。技能（表現）
他者のプレゼンテーションに対して、優れた点および改良点を指摘できる。知識（理解）、態度（関心・意欲）		プレゼンテーション、討論、実習と質疑応答データを注意深く解析・考察し、結果をグラフや表にして、パソコンでスライドを作成する。このスライドを使って発表の準備・練習をする。
【11】効果的なプレゼンテーション−2。技能（表現）、態度（関心・意欲）
質問に対して的確な応答ができる。技能（表現）
他者のプレゼンテーションに対して、優れた点および改良点を指摘できる。知識（理解）、態度（関心・意欲）		プレゼンテーション、討論、実習と質疑応答データを注意深く解析・考察し、結果をグラフや表にして、パソコンでスライドを作成する。このスライドを使って発表の準備・練習をする。
【12】効果的なプレゼンテーション−3。技能（表現）、態度（関心・意欲）
質問に対して的確な応答ができる。技能（表現）
他者のプレゼンテーションに対して、優れた点および改良点を指摘できる。知識（理解）、態度（関心・意欲）		プレゼンテーション、討論、実習と質疑応答データを注意深く解析・考察し、結果をグラフや表にして、パソコンでスライドを作成する。このスライドを使って発表の準備・練習をする。
【13】中枢神経系に作用する薬物の復習講義（予習）抗てんかん薬について教科書の該当箇所を読む（60分）
【14】抗てんかん薬の薬理作用を理解し、痙攣モデルマウスにおける効果を予測しグループで討論する。討論内容についてまとめ発表する。スモールグループディスカッション、プレンゼンテーション（復習）痙攣モデルマウスおよび抗てんかん薬の薬理作用について
【15】抗てんかん薬の薬理作用を理解し、痙攣モデルマウスにおける効果を予測しグループで討論する。討論内容についてまとめ発表する。スモールグループディスカッション、プレンゼンテーション　
【16】ペンテトラゾール誘発痙攣モデルマウスを用いた抗てんかん薬の実験実習講義と実習（予習）実習書を読む（ペンテトラゾール誘発痙攣モデル）（30分）
【17】ペンテトラゾール誘発痙攣モデルマウスを用いた抗てんかん薬の実験実習講義と実習（予習）実習書を読む（ペンテトラゾール誘発痙攣モデル）（30分）
【18】ペンテトラゾール誘発痙攣モデルマウスを用いた抗てんかん薬の実験実習講義と実習（予習）実習書を読む（ペンテトラゾール誘発痙攣モデル）（30分）実験データをレポートにまとめる（60分）
【19】最大電撃痙攣モデルマウスを用いた抗てんかん薬の実験実習講義と実習（予習）実習書を読む（最大電撃痙攣モデル）（30分）
【20】最大電撃痙攣モデルマウスを用いた抗てんかん薬の実験実習講義と実習（予習）実習書を読む（最大電撃痙攣モデル）（30分）
【21】最大電撃痙攣モデルマウスを用いた抗てんかん薬の実験実習講義と実習（予習）実習書を読む（最大電撃痙攣モデル）（30分）実験データをレポートにまとめる（60分）
【22】実験結果のまとめ　実験データの統計解析　プレンゼンテーション準備講義と実習　討論、質疑応答（予習）実習書を読む（統計処理）（30分）
【23】実験結果のまとめ　実験データの統計解析　プレンゼンテーション準備講義と実習　討論、質疑応答（予習）実習書を読む（統計処理）（30分）実験データをレポートにまとめる（60分）
【24】プレンゼンテーションと質疑応答プレゼンテーション、討論、質疑応答実験結果を整理しプレンゼンテーションできるようにする（60分）　
　
評価方法
レポートまたは試験（80%）、実習に取り組む姿勢や態度（20%・ルーブリック評価など）により評価する。
教科書
実習書（担当講座で編集・作成した版）
　
参考図書
： 薬理学, 金子周司(編集), 化学同人, ISBN978-4-7598-1266-4
　 NEW薬理学(改訂第6版), 田中千賀子・加藤隆一(編集), 南山堂, ISBN-978-4-524-26088-1
　 薬理学実習の実際とデータの見方　日本私立大学協会薬理学関連教科検討委員会（編）,南山堂　薬がみえる vol.1 第2版 メディックメディア、ISBN-978-4-89632-831-8
備考
すべての実習期間を通して、動物実験における倫理について、十分に配慮すること。
* 実習中の写真・動画などの撮影は固く禁止します。

本科目に関連の強い項目

対応カリキュラム学修目標
D-1-1-3)　　　　　　　　　　　　　　　　　

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.5, 0.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.5, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる）。

担当教員：薬理学講座（山田麻紀・窪田剛志）、薬物治療学講座（松尾平・小森理絵）
1〜12 山田・窪田
13〜24 松尾・小森
オフィスアワー：
科目ナンバー：ADPP304P