徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    総合薬学演習(Comprehensive Seminar in Pharmacy)

科目番号00135担当教員名備考欄記載の教員単位6単位
科目群専門必修・選択必修開講期通年 対象年次24カリ6年
授業概要
5年次までの講義、薬学実習、実務実習で修得した医療人としての薬剤師に必要とされる知識、技能、態度をベースにして総合薬学演習を実施する。
到達目標
・医療と薬学の歴史を認識するとともに、国民の健康管理、医療安全、薬害防止における役割を理解し、薬剤師としての使命感を身につける。(知識・理解)
・人と社会に関わる薬剤師として自覚を持って行動するために、保健・医療・福祉に係る法規範・制度・経済、及び地域における薬局と薬剤師の役割を理解し、義務及び法令を遵守する態度を身につける。(知識・理解)
・物質の物理的性質を理解するために、原子・分子の構造、熱力学、反応速度論などに関する基本的事項を身につける。(知識・理解)
・化学物質(医薬品を含む)を適切に分析できるようになるために、物質の定性、定量に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・化学物質を理解できるようになるために、代表的な有機化合物の構造、性質、反応、分離法、構造決定法、および無機化合物の構造と性質に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・医薬品の生体内での作用を化学的に理解できるようになるために、医薬品標的および医薬品の構造と性質、生体反応の化学に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・自然界に存在する物質を医薬品として利用できるようになるために、代表的な生薬の基原、特色、臨床応用および天然生物活性物質の単離、構造、物性、作用などに関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・生命現象を細胞レベル、分子レベルで理解できるようになるために、生命体の最小単位である細胞の成り立ちや生命現象を担う分子に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・人体の成り立ちを個体、器官、細胞の各レベルで理解できるようになるために、人体の構造、機能、調節に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・生体の恒常性が崩れたときに生ずる変化を理解できるようになるために、免疫反応による生体防御機構とその破綻、および代表的な病原微生物に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・人々の健康増進、公衆衛生の向上に貢献できるようになるために、現代社会における疾病とその予防、栄養と健康に関する基本的知識、技能、態度を修得する。(知識・理解)
・人々の健康にとってより良い環境の維持と公衆衛生の向上に貢献できるようになるために、化学物質などのヒトへの影響、適正な使用、および地球生態系や生活環境と健康との関わりにおける基本的知識、技能、態度を修得する。(知識・理解)
・疾病と薬物の作用に関する知識を修得し、医薬品の作用する過程を理解する。(知識・理解)
・患者情報に応じた薬の選択、用法・用量の設定および医薬品情報・安全性や治療ガイドラインを考慮した適正な薬物治療に参画できるようになるために、疾病に伴う症状などの患者情報を解析し、最適な治療を実施するための薬理、病態・薬物治療に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・薬物治療に必要な情報を医療チームおよび患者に提供したり、処方設計を提案したり、臨床上の問題解決ができるようになるために、医薬品情報ならびに患者情報の収集・評価・加工、臨床研究デザイン・解析などに関する基本的知識を修得し、それらを活用するための基本的事項を身につける。(知識・理解)
・薬物の生体内運命を理解し、個々の患者の投与設計ができるようになるために、薬物の体内動態およびその解析に関する基本的知識を修得し、それらを応用する基本的技能を身につける。(知識・理解)
・製剤化の意義と製剤の性質を理解するために、薬物と製剤材料の物性、製剤設計、および薬物送達システムに関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・患者・生活者本位の視点に立ち、薬剤師として病院や薬局などの臨床現場で活躍するために、薬物療法の実践と、チーム医療・地域保健医療への参画に必要な基本的事項を修得する。(知識・理解)
[DP5]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬剤師の使命演習演習範囲プリントの復習
【2】薬剤師の使命演習演習範囲プリントの復習
【3】薬学と社会演習演習範囲プリントの復習
【4】薬学と社会演習演習範囲プリントの復習
【5】物質の物理的性質,化学物質の分析演習演習範囲プリントの復習
【6】物質の物理的性質,化学物質の分析演習演習範囲プリントの復習
【7】化学物質の基本的性質,生体分子・医薬品の化学による理解,自然が生み出す薬物演習演習範囲プリントの復習
【8】化学物質の基本的性質,生体分子・医薬品の化学による理解,自然が生み出す薬物演習演習範囲プリントの復習
【9】生命現象の基礎,人体の成り立ち,生体防御と微生物演習演習範囲プリントの復習
【10】生命現象の基礎,人体の成り立ち,生体防御と微生物演習演習範囲プリントの復習
【11】健康,環境演習演習範囲プリントの復習
【12】健康,環境演習演習範囲プリントの復習
【13】薬の作用と体の変化,薬理・病態・薬物治療,薬物治療に役立つ情報演習演習範囲プリントの復習
【14】薬の作用と体の変化,薬理・病態・薬物治療,薬物治療に役立つ情報演習演習範囲プリントの復習
【15】薬の生体内運命,製剤化のサイエンス演習演習範囲プリントの復習
【16】薬の生体内運命,製剤化のサイエンス演習演習範囲プリントの復習
【17】薬学臨床演習演習範囲プリントの復習
【18】薬学臨床演習演習範囲プリントの復習
評価方法
総合薬学演習での平常点、取り組み態度により評価(10〜30%)するとともに、6年間の総まとめの試験の成績(70〜90%)を総合して評価する。定期試験・テスト等の講評や解説を,学生ポータルサイトへのお知らせ,グーグルクラスルームや掲示板等でフィードバックする.
教科書
適宜指定する。
参考図書
適宜推薦する。
備考
本科目に関連の強い項目

対応カリキュラム学修目標

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 6.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる)。

担当教員:香川薬学部教員全員で担当
オフィスアワー:各指導教員の指定する時間
実務経験:各指導教員ごとに異なる
科目ナンバー:ADPP608S