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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】社会保障Ⅰ

科目番号	10275	担当教員名	澤井　セイ子	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	2年、編入3年

授業概要
【授業概要】　社会保障Ⅰでは、社会保障の全体像を把握するために、社会保障の総論部分を学習する。社会福祉士・精神保健福祉士は相談・援助などの仕事を円滑かつ適切に進めていくためには社会保障に関する知識として”学問的知識”ばかりではなく”仕事に必要な道具としての知識”を習得しておかねばならない。そこで、最初に、「生活の営みと社会保障との関係」を理解したうえで「社会保障の理念と機能」を考察する。次に、社会保障を時代や社会の変化の中で把握し「欧米や日本の社会保障の歴史」を概観する。そして、社会保障制度を理解するうえで基本となる「社会保障の構造」を把握する。次に「社会保障の財源構成や経済との関係」を考察する。最後に、「諸外国における社会保障制度」を理解する。【到達目標】 1．社会保障制度の体系を説明できる 2．日常生活の営みにおける社会保障の位置づけおよびその理念について述べることができる 3．社会保障の歴史的な流れを知っている 4．社会保障の財源およびその課題を説明できる
到達目標

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	現代社会と社会保障（１）－私たちの生活と社会保障	講義が主となる
【2】	現代社会と社会保障（２）－社会保障の理念と機能
【3】	社会保障の歴史（１）ー欧米における社会保障の歴史的展開
【4】	社会保障の歴史（２）ー日本における社会保障の歴史的展開
【5】	社会保障の構造（１）－社会保障制度の体系
【6】	社会保障の構造（２）－社会保険の構造(前)
【7】	社会保障の構造（3）－社会保険の構造(後）
【8】	社会保障の構造（4）－社会扶助の構造
【9】	社会保障の財源と費用（１）－社会保障給付費の推移
【10】	社会保障の財源と費用（２）－社会保障の財源
【11】	社会保障の財源と費用（３）－社会保障と経済（前）
【12】	社会保障の財源と費用（４）－社会保障と経済（後）
【13】	諸外国における社会保障制度（１）
【14】	諸外国における社会保障制度（2）
【15】	総括と要約

評価方法
期末試験＝40 %　　　小課題の提出＝35%　　　授業への参加状況＝10 %　　　出席状況＝15%
教科書
新社会福祉士養成講座 12　「社会保障」　社会福祉士養成講座編集委員会　中央法規
参考図書
必要に応じて、授業時間内で紹介する

備考
生活の営みにおける社会保障の意義について把握する。社会保障のあり方について日常的に思考する。社会保障に関する基礎となる知識を習得する。社会保障についての理解を深める。