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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度Ⅰ

科目番号	10287	担当教員名	岩城　由幸	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	1年、編入3年

授業概要
我が国において、少子高齢化・人口減少の中で、子どもの貧困や児童虐待の増加に見られるように、子どもの育ちを取り巻く状況がますます悪化の一途をたどている中で、子どもの命を守り、権利を保障する役割を担う子ども家庭福祉の役割はますます重要となって来ている。いじめや児童虐待等の子どもを取り巻く現状を理解し、相談援助活動において基本となる児童福祉の理念や目的、児童福祉法等の法制度や児童福祉施設や児童相談援助機関等の支援体制について学習する。
到達目標
児童と家庭の福祉の現状と課題について理解をし、将来の福祉専門職としての支援理念、支援方策等について基本的知識を習得する事を目標とする。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	現在社会と子ども家庭①少子高齢社会と次世代育成支援教科書第１章第１節	講義形式　ＤＶＤ等を活用して視覚情報の提供を行う。随時レポート課題の提示	次回授業の教科書を熟読する（次回授業範囲については授業計画に記載）新聞等を注視し、子ども・家庭の福祉をめぐる課題、状況等について、常に学習する姿勢を持つことレポート課題があれば期日までに提出すること
【2】	現在社会と子ども家庭②現代社会と子ども家庭の問題教科書第１章第２節	〃	〃
【3】	現在社会と子ども家庭②現代社会と子ども家庭の問題教科書第１章第２節　　子どもの取りまく状況についてのレポート提示	〃	〃
【4】	現在社会と子ども家庭③子どもの育ち、子育てのニーズ教科書第１章第３節	〃	〃
【5】	子ども家庭福祉とは何か①子どものための福祉の原理②子ども家庭福祉の理念　教科書第２章第1～２節	〃	〃
【6】	子ども家庭福祉とは何か③子どもと家庭の権利保障　④児童福祉の発展教科書第２章第３節	〃	〃
【7】	子ども家庭福祉とは何か④児童福祉の発展科書第２章第３節　石井亮一に関するレポート提示	〃	〃
【8】	子ども家庭にかかわる法制度　①子ども家庭福祉の法体系　教科書第３章第１～２節	〃	〃
【9】	子ども家庭にかかわる法制度　②子ども家庭福祉の実施体制③子ども家庭福祉の財政　教科書第３章第３節	〃	〃
【10】	子ども家庭にかかわる法制度　④子ども家庭福祉の専門職⑤苦情解決と権利擁護　　　教科書第３章第１０節	〃	〃
【11】	子ども家庭にかかわる福祉・保健　①母子保健　教科書第４章第１節　出生前検診についてのレポート提示	〃	〃
【12】	子ども家庭にかかわる福祉・保健　③児童健全育成　教科書第４章第３節	〃	〃
【13】	子ども家庭にかかわる福祉・保健　④保育　教科書第４章第４節	〃	〃
【14】	子ども家庭にかかわる福祉・保健　⑤子育て支援　教科書第４章第５節	〃	〃
【15】	子ども家庭にかかわる福祉・保健　⑥ひとり親家庭の福祉　教科書第４章第６節	〃	〃

評価方法
定期（筆記試験）課題の提出状況　平常点出席重視
教科書
新・社会福祉士養成講座　第15巻　児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度　中央法規
参考図書
その都度指示（厚生労働白書・子ども子育て白書等）

備考
後期の「児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度Ⅱ」と合わせて、通年の授業として実施前期は児童福祉の基本となる事項について学習する。