徳島文理大学

Webシラバスシステム

 TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    小児看護援助論 Pediatric Nursing Support Methodology

科目番号12086担当教員名古川　薫単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
目覚ましい成長発達段階にある小児期の特徴を理解した上で、健康状態に応じた養育や生活の調整、安全・安楽の保持等により、子どもが自分らしい生活を実現できるよう看護実践の方法について学ぶ。
子どもとのコミュニケーションやフィジカルアセスメント、医療チームのメンバーとしてケアに参画するための基礎的能力を養う
到達目標
１．知識（理解）：子ども（乳児・幼児・学童・思春期）の成長発達過程を理解し、疾患・障害を持つ子どもと家族への回復に向けた看護について説明できる。
疾患を有する子どもに見られる主な症状と症状の回復に向けた基本的な看護について説明できる。
２．態度（関心・意欲）：子どもとその家族が、おかれている状況や健康レベルに応じて必要な援助について考え、積極的にグループワーク等に参加する。復習、予習を行い主体的に授業に臨む。課題の提出が期限内にできるよう進める。
３．技能（表現）：子どものケアに必要な看護技術に関する基礎的知識を備え、子どもに声かけしながら演習内容（バイタルサインの測定、身体計測）が手順通りできる。（演習は、実習期間に取り入れる）
４．思考・判断：事例を用いた看護過程展開の演習（情報収集、アセスメント、統合、看護診断、計画立案）によりアセスメント力を養い看護上の問題を抽出、看護計画立案ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス
（シラバス・課題・成績評価について）
小児看護とは/小児看護で用いられる理論/子どもの成長・発達について復習		講義
提出課題１の提示		教科書�，粒催�箇所を熟読。
予習30分、復習30分
【2】子どもの成長・発達の復習講義教科書�，粒催�箇所を熟読。
予習30分、復習30分
【3】子どもの疾患と看護�―朶調鐓祿押�呼吸器障害
急性症状の看護：呼吸困難、チアノーゼ		小テスト1（（前回の内容）講義疾病論の教科書、貰った資料等により当該疾患の予習
予習30分、復習30分
【4】子どもの疾患と看護�⊂嘆輯鐓祿押⊃奸θ臟�器障害
急性症状の看護：嘔吐・下痢、浮腫		小テスト2（（前回の内容）講義疾病論の教科書、貰った資料等により当該疾患の予習
予習30分、復習30分
【5】子どもの疾患と看護�０�性新生物、代謝・内分泌、免疫・アレルギー疾患
症状の看護：疼痛		小テスト3（前回の内容）
講義		疾病論の教科書、貰った資料等により当該疾患の予習
予習30分、復習30分
【6】子どもの疾患と看護�だ邵衂臓�感染症、予防接種含
急性症状の看護：発熱、脱水		小テスト4（前回の内容）
講義		疾病論の教科書、貰った資料等により当該疾患の予習
予習30分、復習30分
【7】子どもの疾患と看護�ダ�色体異常、脳神経系の障害、重症心身障害児（者）の看護
急性症状の看護：けいれん、意識障害　		小テスト5（前回の内容）
講義		疾病論の教科書、資料により当該疾患の予習
予習30分、復習30分
【8】子どもの外科的疾患と看護（扁桃肥大、鎖肛、口唇口蓋裂）
手術を受ける子どもの看護		小テスト６（前回の内容）
講義・グループワーク		疾病論の教科書、資料により当該疾患の予習
予習30分、復習30分
【9】子どものケアに必要な看護技術（1）
援助関係を形成する技術/環境調整技術/食事援助/排泄の援助		講義　教科書�△隆慙�個所を熟読する
予習30分、復習30分
課題２の該当箇所を記載してくる
【10】子どものケアに必要な看護技術（2）
症状・生体機能の管理技術（バイタルサイン測定、身体計測、検体採取）		小テスト7（前回の内容と今回の授業範囲）
講義　　DVD視聴		教科書�△隆慙�個所を熟読する
予習30分、復習30分
課題２の該当箇所を記載してくる
【11】子どものケアに必要な看護技術（3）
呼吸・循環を整える/与薬の技術		小テスト8（前回の内容と今回の授業範囲）
講義
DVD視聴		教科書�△隆慙�個所を熟読する
予習30分、復習30分
課題２の該当箇所を記載してくる
【12】子どものケアに必要な看護技術（4）
生命徴候が危険な状況の看護
救急救命処置が必要な子どもの看護　		小テスト9（前回の内容と今回の授業範囲）講義
DVD視聴		教科書�´△隆慙�個所を熟読する
予習30分、復習30分
課題２の該当箇所を記載してくる
【13】子どものケアに必要な看護技術（5）
採血・輸液をうける子どもの看護技術、腰椎穿刺、骨髄穿刺		小テスト10（前回の内容と今回の授業範囲）講義
DVD視聴		教科書�△隆慙�個所を熟読する
予習30分、復習30分
課題２の該当箇所を記載してくる
【14】事例による看護過程展開��
・事例の提示（川崎病）
・アセスメント、統合、看護問題の抽出、看護診断
・関連図、看護計画立案について説明		講義　
個人ワーク，グループワーク		川崎病の病態生理について予習
NANDA-Iの本を持参　予習30分
課題３の実施1H
【15】事例による看護過程展開��
・アセスメント、統合、看護問題の抽出、看護診断
まとめ		講義　
質疑応答		課題３を完成させ提出　予習3H
評価方法
出席確認はクラスルームからの質問について時間内に解答することで確認する場合もある。本試験（筆記）55％，小テスト（10回分、小テストは授業始めに行う）30％，課題１、２、３の提出15％（3％，5％、7％）合計100％，全部合わせて6割以上を認定とする。　別に課題の充実度、授業態度・発表の積極性で加点する場合もある。小テストの解答は各授業終わりに解説する。期末試験解答については、クラスルームでフィードバックする。課題１〜３は、３年次実習に必要なものであり実習の事前課題にも含まれるものとなる。課題１〜３は、コメント記入後返却する。また、当該授業時に解説を加える。未提出のままでの実習参加は認めないので期日を過ぎても提出すること（この場合は、本授業の評点には含まない）。
教科書
�．福璽轡鵐哀哀薀侫�カ　小児看護�‐�児の発達と看護　中野綾美編集　メディカ出版（小児看護核概論で使用したもの）
�▲福璽轡鵐哀哀薀侫�カ　小児看護�⊂�児看護技術　　中野綾美編集　メディカ出版
参考図書
�Ｈ�達段階からみた小児看護過程＋病態関連図　石黒彩子/浅野みどり編集　医学書院（小児看護学実習にも使用します）１．小児看護学概論・小児臨床看護総論　奈良間美保編集　医学書院
２．小児臨床看護各論　　　　　　　　　奈良間美保編集　医学書院
３．ナーシンググラフィカ　小児看護��小児の疾患と看護　　中村友彦編集　メディカ出版
４．写真でわかる小児看護技術　改訂第3版　山元恵子監修　インターメディカ
備考
課題１〜３の提出は、当該授業日の授業終了直後に回収する。評価の対象物であることを認識し、欠席時、他人に預けて提出しない。やむおえない事情で欠席する場合は、欠席届けを持参の上事情を説明し直接教員へ提出すること。他人に預けたもの、勝手にポスト内に投函したもの等は紛失の原因にもなるので評価の対象としない。欠席時、必要な資料は自分で教員のところへ貰いに来るようにしてください。
�　撻�フィスアワー】　木曜日15：30〜17：00　研究室（3号館8Ｆ）
�◆擴別椒淵鵐弌次�
��【クラスコード】「lba3pru」「アイ・・・・」
�ぁ攫駄碍亳魁曄　‐赦�62年〜平成22年3月　徳島大学病院看護師