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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】コミュニケーション論（基礎編）

科目番号	12126	担当教員名	舟井　貴久子	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
看護職として必要不可欠な人々の相互関係を成立・発展させるための基本的態度と技術を養う。
到達目標
①知識（理解）：コミュニケーションが人々との相互の関係に影響することが理解できる。 ②態度（意欲・関心）：多様な人々の生活・文化を尊重するための知識・技術・態度について関心を持ち、積極的に学ぶことができる ③技能（表現）：演習を通してより良い支援に向けたコミュニケーションを身につけることができる。 ④思考・判断：コミュニケーションをとる中で、お互いの言動の意味と考えを認知・共感することができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス：今後の授業計画について説明（担当：日下）援助的人間関係（論）とは何かについて説明	一斉講義形式	予習：教科書の関連項目（第1章）を熟読する課題：次回講義までに自己紹介カードを作成、演習の準備を行う（30分）
【2】	人間関係をつくる技法①　（担当：日下）　　　　　　１．コミュニケーションとは：分類、機能、構成要素について説明２．コミュニケーション技法とは：言語的・非言語的コミュニケーションについて説明３．作成したカードを使用して自己紹介を行う	一斉講義形式・演習	予習：教科書の関連項目（第5章）を熟読する課題：コミュニケーション技法を意識しながら友人、家族とのコミュニケーションを図る時間を確保し実践する（30分）
【3】	人間関係をつくる技法②　（担当：日下）　　　　　　　効果的なコミュニケーション技法（態度・質問方法）と阻害要因について説明	一斉講義形式	予習：教科書の関連項目（第5章）を熟読する課題：友人、家族との会話中の自己の態度等を振り返り、コミュニケーションにおける課題を見つける（30分）
【4】	人間関係の中の自己と他者：自己理解と他者理解の必要性について説明　（担当：日下）	一斉講義形式	予習：教科書の関連項目（第1章）を熟読する課題：コミュニケーションにおける自分の傾向についてまとめる（30分）
【5】	コミュニケーション演習①　（担当：日下）　　　　　　コミュニケーションにおける自分の傾向を知る	演習	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認し、実践できるようにしておく課題：演習レポートを作成する（30分）
【6】	コミュニケーション演習②　（担当：舟井）１．プロセスレコード２．リフレクション	演習	予習：配布した資料、教科書の関連項目（第10章）を確認し、実践できるようにしておく課題：演習レポートを作成する（30分）
【7】	集団でのコミュニケーション　（担当：舟井）１．集団の特性、地位と役割について説明２．グループダイナミクスについて説明	一斉講義形式	予習：教科書の関連項目（第4章）を熟読する課題：集団でのコミュニケーションにおける個の役割などについてまとめる（30分）
【8】	コミュニケーション演習③　（担当：舟井）カンファレンスを計画し、実施する	演習	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認する課題：演習レポートを作成する（30分）
【9】	看護におけるコミュニケーション①-1　（担当：舟井）１．医療の場のコミュニケーションについて説明２．コミュニケーションにおける看護師に求められる態度について説明	一斉講義形式	予習：教科書の関連項目（第9章）を熟読する課題：コミュニケーション時に求められる看護師の姿勢・態度についてまとめる（30分）
【10】	看護におけるコミュニケーション②-1　（担当：舟井）情報伝達としてのコミュニケーション（観察・記録・報告）について説明	一斉講義形式	予習：教科書の関連項目（第9章）を熟読する課題：医療現場において必要な情報とは何かをまとめる（30分）
【11】	看護におけるコミュニケーション①-2　（担当：舟井）ベッドサイドでのコミュニケーション：コミュニケーションにおける看護師に求められる態度を考える上手な言葉の掛け方を考える	グループワーク	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認し、グループで話し合えるよう準備する（30分）
【12】	看護におけるコミュニケーション②-2　（担当：舟井）情報伝達におけるコミュニケーションの使い方と効果的な方法を考える	グループワーク	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認し、グループで話し合えるよう準備する（30分）
【13】	コミュニケーション演習④　（担当：舟井）ベッドサイドでのコミュニケーション：コミュニケーションにおける看護師に求められる態度を実践する　　　　　　　　　　　　　　　　　　上手な言葉の掛けを実践する	演習	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認し、実践できるようにしておく課題：演習レポートを作成する（30分）
【14】	コミュニケーション演習⑤　（担当：舟井）情報伝達におけるコミュニケーションの使い方と効果的な方法を実践してみる	演習	予習：配布した資料、教科書の関連項目を確認し、実践できるようにしておく課題：演習レポートを作成する（30分）
【15】	まとめ（担当：舟井）	一斉講義形式	予習配布した資料、教科書の関連項目を確認する課題：学んだコミュニケーション技法を使ってコミュニケーションが図れるよう、積極的に人と関わる機会をつくる（30分）

評価方法
筆記試験：40％　課題：30％　演習態度：30％課題の解説・解答は講義時間内またはGoogleClassroomにて行う
教科書
石川ひろの他　人間関係論　医学書院　第3版
参考図書
服部洋子　人を育む人間関係論　援助専門職者として、個人として　医学書院

備考
オフィスアワー：水曜日　10時～12時　3号館9階研究室（舟井）科目No.：DBBN103S 日下佐代子：実務経験あり舟井貴久子：1999年～2008年　徳島県内の病院で看護師として勤務日下先生ととともに担当する