徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    助産診断技術学�掘併崎鵝�新生児期）

科目番号12130担当教員名岡島　真理子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
産褥期・新生児期の正常経過と正常からの逸脱について理解し、適切な助産診断のための健康診査技術と助産ケア実践のために必要な知識・技術を学修する。事例を用いて助産過程を展開し、個別性や生活背景を考慮した育児支援のための助産ケア技術を習得する。
到達目標
１．知識（理解）：1）産褥期・新生児期の正常経過と正常からの逸脱、起こりやすい異常について理解し説明できる。2）褥婦・新生児の助産診断・助産過程展開に必要な知識・技術について理解し説明できる。
２．態度（関心・意欲）：褥婦の出産体験を尊重し、産後のメンタルヘルス、愛着形成に配慮しながら日常生活に即したケアを考え、ケア技術の習得に向けて努力することができる。
３．技能（表現）：1）褥婦･新生児の健康診状態をアセスメントするための診察技術を習得できる。2）褥婦・新生児に必要なケア技術を習得できる。 3）母乳育児支援技術を習得できる。
４．思考・判断：1）褥婦･新生児の健康診状態をアセスメントするための診察技術を習得できる。 2）事例に応じた助産診断・助産計画を立案できる。3）助産診断・助産計画に基づき、必要なケア技術を選択できる。　
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】産褥期の定義・フィジカルアセスメント：全身の変化、退行性変化・進行性変化　（担当:岡島真理子）一斉講義形式・演習
プレテスト		【予習】産褥期の生理・定義、フィジカルアセスメントについて自己学習する。産褥期の生理、産褥期にどのような問題があるか調べまとめておく。(1〜2時間）
【演習後】反復練習する。(1〜2時間）
【2】産褥期のフィジカルイグザミネーション　（担当:岡島真理子）一斉講義形式・演習【予習】産褥期の生理、フィジカルアセスメントについて自己学習する。(1〜2時間）
【演習後】反復練習する 。(1〜2時間）
【3】褥婦の支援�　ш麌悗了抉膈�
産後ケアの現状と課題、子宮復古促進のケア、帰室前後の母体の評価、早期母子接触　（担当:岡島真理子）　　　　		一斉講義形式・演習
小テスト		【予習】褥婦の心理社会的変化、褥婦の支援について自己学習する。(1〜2時間）
【演習後】反復練習する 。(1〜2時間）
【4】褥婦の支援��
産褥期の心理社会的変化、産褥期におこる精神的な問題、母子関係形成への援助、家族機能の変化と家族役割獲得への支援　（担当:岡島真理子）		一斉講義形式･演習【予習】産褥期の心理社会的変化、精神的な問題、バースレビューについて自己学習する。(1〜2時間）
【演習後】反復練習する 。(1〜2時間）
【5】褥婦の支援��
母乳栄養確立のためのアセスメントとケア、乳房管理、保健指導計画・指導媒体作成　（担当:岡島真理子）		一斉講義形式･演習【予習】母乳育児支援・乳房管理について自己学習する。(1〜2時間）
【演習後】反復練習する。(1〜2時間）
【課題】保健指導計画・指導媒体作成（3〜4時間）
【6】褥婦の支援�ぁР搬卸弉茲伴�胎調節法、保健指導計画・指導媒体作成　（担当:三倉恵子）一斉講義形式【予習】産後の家族計画支援について自己学習する。(1〜2時間）
【課題】保健指導計画・指導媒体作成（3〜4時間）
【7】産褥期の助産過程�　Ы�産診断の診断類型、定義、診断指標　（担当:岡島真理子）一斉講義形式
グループワーク・小テスト		【予習】産褥期の助産診断・助産過程について自己学習する。(1〜2時間）産褥期の事例をアセスメントし助産診断・ケア計画立案する。(3〜4時間）
【8】産褥期の助産過程�◆Щ�例展開　（担当:岡島真理子）一斉講義形式
グループワーク		【予習】産褥期の助産診断・助産過程について自己学習する。(1〜2時間）産褥期の事例をアセスメントし助産診断・ケア計画立案する。(3〜4時間）
【9】産褥期の助産過程��：事例展開　（担当:岡島真理子）斉講義形式
グループワーク		【予習】産褥期の助産診断・助産過程について自己学習する。(1〜2時間）
【課題】産褥期の事例をアセスメントし助産診断・ケア計画立案する。(3〜4時間）
【10】産褥期の異常・偶発疾患および緊急時の対応と検査・薬物　（担当:東敬次郎）一斉講義形式【予習】産褥期の異常・偶発疾患および緊急時の対応と検査・薬物について自己学習する。(1〜2時間）
【11】新生児の適応生理・フィジカルアセスメント：新生児の生理的変化とケア　（担当:夛田羅勝義）　一斉講義形式【予習】新生児の適応生理について自己学習する。(1〜2時間）
【12】新生児のケア��
出生時および出生後24時間以内のフィジカルアセスメントとケア　（担当:三倉啓子）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　		一斉講義形式【予習】出生時および出生後24時間以内のフィジカルアセスメントとケアについて自己学習する。(1〜2時間）
【13】新生児のケア��
出生後24時間以降の早期新生児のケア・家庭生活への移行とフォローアップ　（担当:三倉啓子）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　		一斉講義形式【予習】生後24時間以降の早期新生児のケアについて自己学習する。(1〜2時間）
【14】新生児期の助産過程：助産診断類型、定義、診断指標　（担当:三倉啓子）　　　　　　　　　一斉講義形式【予習】新生児期の助産診断・助産過程について自己学習する。(1〜2時間）
【課題】新生児期の事例をアセスメントし助産診断・ケア計画立案する。(3〜4時間）
【15】新生児蘇生法　（担当:東敬次郎）一斉講義形式【予習】新生児の蘇生について自己学習する。(1〜2時間） 　　　　
評価方法
試験80％･課題レポート10％･小テスト10％
※小テスト・試験で知識の確認を行う。試験後は解答解説する。
　保健指導計画・課題レポートについては直接評価を返す。評価後は修正して再提出する。
※演習時は随時助産技術チェックを実施し評価するので、主体的に自己練習を重ねること。
※保健指導計画・指導媒体は評価後に修正し、再提出すること。
教科書
我部山キヨ子・武谷雄二編：助産学講座7　分娩期・産褥期 第6版（医学書院）、我部山キヨ子・武谷雄二編：助産学講座8新生児期・乳幼児期 第6版（医学書院）、平澤美恵子監集：新訂版 写真でわかる助産技術アドバンス（インターメディカ）、北川真理子編：今日の助産　改訂第4版（南江堂）、石村由利子編：根拠と事故防止からみた母性看護技術　第3版（医学書院）、日本助産診断・実践研究会編著：実践マタニティ診断　第5版（医学書院）、日本助産診断・実践研究会編著：マタニティ診断ガイドブック第6版（医学書院）、日本助産師会編集：助産業務ガイドライン2019（日本助産師会出版）、NPO法人日本ﾗｸﾃｰｼｮﾝｺﾝｻﾙﾀﾝﾄ編集：母乳育児支援スタンダード 第2版(医学書院）、医療情報科学研究所編、井上裕美他監修：病気が見える産科vol10第4版（メディックメディア）、武谷雄二：プリンシプル産科婦人科産科編第3版（メディカルビュー）、細野茂春監修：日本版救急蘇生ガイドライン2020に基づく新生児蘇生法（メジカルビュー社）
参考図書
日本産科婦人科学会監修：産婦人科診療ガイドライン産科編2020、日本助産師会：乳腺炎ケアガイドライン2020、日本助産師会：今こそ知りたい産後ケアガイド、久具宏司監修：周産期ビジュアルナーシング（学研）、仁志田博司：新生児学入門第5版（医学書院）
備考
※助産師教育課程選択する方は必修です。
【実務経験】
東敬次郎：1987年より徳島大学医学部産婦人科助手、1999年4月より徳島市民病院産婦人科主任医長
三倉啓子：1990年4月〜2019年4月阿南共栄病院助産師、2019年5月〜2021年3月阿南医療センター助産師
岡島真理子：1985年4月〜2016年3月徳島県立中央病院助産師（1991年4月〜2001年3月徳島県立看護専門学校専任教員）
【オフィスアワー】東敬次郎：月曜日（17：00〜18：00）、三倉啓子：金曜日（13:00〜16:00）、岡島真理子：金曜日（13:00〜16:00）