徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    助産管理学

科目番号12139担当教員名岡島　真理子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4年
授業概要
助産管理の意義と法的側面を理解し、母子保健対策、周産期医療システム、医療安全管理、助産所における業務管理について学ぶ。また、チーム医療における助産師の役割を理解し、母子や家族への安全、安心、快適なよりよい助産ケアの提供システムについて学修する。
到達目標
１．知識（理解）：1）助産管理の基本概念とプロセスが理解できる。2）助産助産業務に関連する法規と責任について説明できる。3）母子保健対策・周産期医療システムの現状と課題について理解できる。4）助産業務ガイドラインほか助産業務に関係するガイドラインについて理解できる。5）産科医療医療補償制度について理解できる。
２．態度（関心・意欲）：母子保健対策、周産期医療システムの現状と課題から助産師の役割を考えることができる。
３．技能（表現）：周産期医療をとりまく医療事故防止対策・災害対策について理解し行動できる。
４．思考・判断：病産院・助産所における助産管理の実際を理解し、よりよい助産ケア提供システムについて自己の考えを発展させることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】助産師の業務と義務、母子保健対策・周産期医療システム・助産師がおさえておきたいガイドライン一斉講義形式【予習】助産師の業務と義務、母子保健対策・周産期医療システム・助産業務ガイドラインについて自己学習する。(1〜2時間）
【2】病産院における助産業務管理��一斉講義形式・発表【予習】病産院における助産業務管理について自己学習する。(1〜2時間）実習施設について調べまとめ発表する。（2〜3時間）
【3】助産所における助産業務管理��一斉講義形式・発表【予習】助産業務ガイドライン2019、助産所における助産業務管理について自己学習する。(1〜2時間）実習施設について調べまとめ発表する。（2〜3時間）
【4】病産院における助産業務管理��一斉講義形式・グループワーク【予習】助産管理実習で学んだことを想起しまとめる。(1〜2時間）【グループワーク】実習での学びを共有しまとめる。
【5】助産所における助産業務管理��一斉講義形式・グループワーク【予習】助産所実習で学んだことを想起しまとめる。(1〜2時間）【グループワーク】実習での学びを共有しまとめる。
グループワーク後に病産院・助産所における助産業務管理についてレポートにまとめる。
【6】関係法規と助産師の義務・責任一斉講義形式・小テスト【予習】関係法規、助産師の法的責任と義務について自己学習する。(1〜2時間）
【7】助産と医療経済：医療保険制度、診療報酬、分娩費用一斉講義形式【予習】助産と医療経済について自己学習する。(1〜2時間）
【8】周産期管理システムとリスクマネジメント
産科病棟ユニットマネジメント、助産師出向システム		一斉講義形式【産科病棟ユニットマネジメント、助産師出向システム予習】周産期管理システム、について自己学習する。(1〜2時間）
【9】周産期の医療事故とリスクマネジメント
産科医療補償制度		一斉講義形式【予習】周産期の医療事故とリスクマネジメント、産科医療補償制度について自己学習する。(1〜2時間）
【10】助産業務と医療安全・災害対策
産前産後ケア事業		一斉講義形式・演習【予習】周産期の医療安全・災害対策について自己学習する。(1〜2時間）
【11】母子や家族への安全、安心、快適なよりよい助産ケアの提供システム��講義・演習・小テスト【予習】現在の産科医療、助産関連の話題・課題などを理解するために、様々な情報を収集しておく（1〜2時間）
【復習】履修したことを想起しながら、助産ケアの提供システムについて理解を深める（1〜2時間）
【12】母子や家族への安全、安心、快適なよりよい助産ケアの提供システム��講義・演習【予習】現在の産科医療、助産関連の話題・課題などを理解するために、様々な情報を収集しておく（1〜2時間）
【復習】履修したことを想起しながら、助産ケアの提供システムについて理解を深める（1〜2時間）
【13】母子や家族への安全、安心、快適なよりよい助産ケアの提供システム��講義・演習【予習】現在の産科医療、助産関連の話題・課題などを理解するために、様々な情報を収集しておく（1〜2時間）
【復習】履修したことを想起しながら、助産ケアの提供システムについて理解を深める（1〜2時間）
【14】母子や家族への安全、安心、快適なよりよい助産ケアの提供システム��講義・演習【予習】現在の産科医療、助産関連の話題・課題などを理解するために、様々な情報を収集しておく（1〜2時間）
【復習】履修したことを想起しながら、助産ケアの提供システムについて理解を深める（1〜2時間）
【15】母子や家族への安全、安心、快適なよりよい助産ケアの提供システム��講義・演習【予習】現在の産科医療、助産関連の話題・課題などを理解するために、様々な情報を収集しておく（1〜2時間）
【復習】履修したことを想起しながら、助産ケアの提供システムについて理解を深める（1〜2時間）
評価方法
最終試験80％・課題レポート10％・小テスト10％
※小テストで知識の確認を行う。試験後は解答解説する。
※課題レポート・発表後は随時評価を行う。
教科書
我部山キヨ子・武谷雄二編：助産学講座10　助産管理（医学書院）
日本助産師会：助産所業務ガイドライン2019（日本助産師会出版）
福井トシ子編：新版助産師業務要覧第3版 基礎編・実践編・アドバンス編（日本看護協会出版会）
参考図書
福井トシ子編：臨床助産テキスト　第4巻　重要な周辺知識（メディカ出版）
日本看護協会：院内助産・助産師外来ガイドライン2018
日本助産学会：エビデンスに基づく助産ガイドライン-妊娠期・分娩期2020
日本助産師会：乳腺炎ケアガイドライン2020
日本助産師会：今こそ知りたい産後ケアガイド
日本看護協会：助産実践能力習熟段階（クリニカルラダー）活用ガイド
厚生労働科学研究：科学的根拠に基づく快適で安全な妊娠出産のためのガイドライン
日本産科婦人科学会監修：産婦人科診療ガイドライン産科編2020
東北メディカル・メガバンク機構：災害時妊産婦情報共有マニュアル　保健・医療関係者向け
日本看護協会：新卒助産師研修ガイド
日本産科婦人科学会監修：産婦人科診療ガイドライン産科編2017
備考
※助産師教育課程選択する方は必修です。
【実務経験】1985年4月〜2016年3月徳島県立中央病院助産師（1991年4月〜2001年3月徳島県立看護専門学校専任教員）
【オフィスアワー】金曜日　13:00〜16:00　3号館11階