徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    リスクマネジメント

科目番号12321担当教員名田村 幸子単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次4年
授業概要
授業概要:看護業務の中で日常的に医療事故のリスクが存在することを理解し、医療事故を未然に防止するために看護師にできること(リスクマネジメント)を考える。また、事故発生後の初期対応と訴訟問題にも言及し、看護師の責務について学ぶ。
到達目標
【知識・理解】
  1. 看護業務における医療事故(院内感染を含む)を述べることができる。
  2. 医療事故の一般的な原因とその対策を説明することができる。
【技能・表現】
  1. 医療事故を予防する行動ができる。
  2. 医療事故発生後にとるべき対応を述べることができる。
【思考・判断】
  1. 医療事故が起こりやすい状況を判断できる。
【関心・意欲・態度】
  1. 医療事故を予防するために、看護師としてとるべき行動や考え方を述べることができる。 
  2. 看護倫理を理解した行動がとれる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】医療安全の概要講義・グループワーク医療安全について調べ整理する。(30分)
【2】個人、チーム、組織としての医療安全講義・グループワーク個人、チーム、組織としての医療安全について調べ整理する。(30分)
【3】医療安全におけるリスク感性の育成講義・グループワーク医療安全におけるリスク感性の育成のためにどのような取り組みがあるか調べ整理する。(30分)
【4】KYT(危険予知トレーニング)講義・グループワークKYTについて調べ整理する。(30分)
【5】診療の補助に伴う医療事故講義・グループワーク薬剤・治療・処置関してどのような医療事故があるか調べ予防策を整理する。(30分)
【6】看護行為に伴う医療事故講義・グループワーク療養上の世話に関してどのような医療事故があるか調べ予防策を整理する。(30分)
【7】事故発生時の対応講義・グループワーク事故発生時の対応について調べ整理する。(30分)
【8】リスクマネジメントについてのまとめ講義・個人ワーク・テスト・課題レポート個人としての医療安全の取り組みについて調べ整理する。(30分)
評価方法
評価方法:成績は定期試験(筆記試験)と提出課題、小テストなど学習態度や意欲も含めて評価する。 
     定期試験70% 課題レポート・グループワーク・発表・小テスト30% 
評価のフィードバック:試験の解答・解説はグーグルクラスルームでフィードバックする。                               
教科書
教科書:山内豊明、荒井有美編:看護学テキスト 医療安全 多職種で作る患者安全をめざして:南江堂
参考図書
参考図書:東京慈恵会医科大学付属病院看護部・医療安全管理部編著 ヒューマンエラー防止のためのSBAR/Teamspepps      日本看護協会出版会
     医療安全 患者を護る看護プロフェッショナル 石井トク編著
備考
【オフィスアワー】水曜日 16時30分〜18時 研究室(3号館9階)
【実務経験】徳島県立中学校教員、2003年4月〜2019年3月 徳島大学病院看護師