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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00233 | 担当教員名 | 松田 和典 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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工業物理学で重要な電磁気学について後期の工業物理学Ⅱとともに学ぶ.電磁気学は物質の電気的・磁気的・光学的な性質を学ぶための基礎となる科目であり,この一連の講義では,静電場・静磁場の基本法則を発展させ,時間的に変動する電場と磁場に関する基本法則を導き出し,マックスウェルの方程式について理解する. |
到達目標 |
①電場,静電ポテンシャルの概念を理解し,電気力線、等ポテンシャル面を描くことができる. ②積分型のガウスの法則を用いて,簡単な場合の静電場を求めることができる. ③電気力学の法則や基本的な直流回路について物理的意味が理解できる. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 序論 | ・講義 ・プレースメントテスト | 【復習】 合成抵抗について正しく計算できること |
【2】 | 電流と抵抗 | ・講義 ・演習 | 【課題】 演習問題 |
【3】 | 直流回路Ⅰ(簡単な回路) | ・講義 ・演習 | 【課題】 演習問題 |
【4】 | 直流回路Ⅱ(キルヒホッフの法則) | ・講義 ・演習 | 【復習】 キルヒホッフの法則を使って簡単な回路が解けること |
【5】 | 直流回路Ⅲ(応用回路) | ・講義 ・小テスト | 【課題】 小テスト問題を解答して提出すること |
【6】 | 電場Ⅰ(クーロン力と電気力線) | ・講義 ・演習 | 【課題】 演習問題 |
【7】 | 電場Ⅱ(電気力線) | ・講義 ・演習 | 【課題】 演習問題 |
【8】 | ガウスの法則Ⅰ(電束) | ・講義 ・演習 | 【課題】 演習問題 |
【9】 | ガウスの法則Ⅱ(ガウスの法則) | ・講義 ・演習 | 【課題】 演習問題 |
【10】 | ガウスの法則Ⅲ(ガウスの法則の適用) | ・講義 ・演習 | 【復習】 電気力,電場,電束を理解し,簡単な電気系でガウスの法則が適用できること |
【11】 | ガウスの法則Ⅳ(静電平衡にある導体の性質) | ・講義 ・小テスト | 【課題】 小テスト問題を解答し,提出すること |
【12】 | 電位Ⅰ(ポテンシャルエネルギーと電位) | ・講義 ・演習 | 【課題】 演習問題 |
【13】 | 電位Ⅱ(一様な電場が作る電位) | ・講義 ・演習 | 【課題】 演習問題 |
【14】 | 電位Ⅲ(電荷分布がつくる電位) | ・講義 ・演習 | 【課題】 演習問題 |
【15】 | 電位Ⅳ(静電遮蔽) | ・講義 ・実験 | 【復習】 電位について理解し,ガウスの法則から静電遮蔽が説明できること |
評価方法 |
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宿題,授業態度,試験 |
教科書 |
科学と技術者のための物理学 Ⅲ 電磁気学(Raumond A.Serway著,松村博之訳,学術図書)\3,200- |
参考図書 |
適宜示す.コースウェア: http://farady.fe.bunri-u.ac.jp/moodle/を授業の復習や連絡に使います. |
備考 |
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本授業は無線従事者免許の取得に必要な科目です.履修にあたっては1年次開講の物理学A,物理学Bをとっておくことが望ましい.本授業は合併授業で実施する.授業で出される課題は授業後3日以内に提出すること. |