徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ハードウエア工学�機�Hardware Engineering��

科目番号10853担当教員名古谷　彰教単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
　これからコンピュータを学習するために最小限必要な機能の構成部品、また各部品の役割や動作、基本的な回路構成など、 ハードウェア技術に必要な基本的内容を具体的な事例を交えて学びます。授業の目的は、コンピュータのハードウェアがどのような部品や回路によって作られているか、またどのように動作するかを理解し、演習やレポート通して、ハードウェア工学の基礎知識が理解できるようになることです。　
到達目標
　到達目標は、授業目的や必要性を交え、以下の項目内容を目指します。
�｜亮院瞥�解）：ハードウェアの果たす役割を理解し、個々の電子部品の基礎が理解できる。
��態度（関心・意欲）：「ハードウェア」の学習に興味関心があり、意欲的に学習する。
�５伺宗壁集宗法Ш能�的に事例を中心としたディジタル回路の基本回路が理解できる。
�せ弭諭θ獣如Д蓮璽疋ΕД△竜蚕兌圓防�要な資質について理解しようとする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】組み込みマイコン（Arduino）と統合環境の解説及びそのセットアップガイダンス、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【2】ＬＥＤ（発光ダイオード）とブレッドボード講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【3】直列と並列回路の扱い講義、演習、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【4】プログラミングによるＬＥＤの自動点灯、抵抗のカラーコードの識別講義、演習、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【5】温度センシングとそのプログラミング表示（ＬＥＤ）講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【6】照度センサ（ＣｄＳ）を用いた３原色光ＬＥＤの点灯講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【7】サーボモータ制御講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【8】ＰＷＭ(Pulse Width Modulation)よる出力（音量）制御講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【9】抵抗ラダー回路による音階出力講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【10】チルトスイッチを用いたデジタル砂時計講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【11】パワーＭＯＳＦＥＴのリレースイッチによるモーターのＯＮ／ＯＦＦ
（リレーのＯＮ／ＯＦＦは組み込みマイコン）		講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【12】Ｈブリッジ回路ＩＣによるモータの回転方向および出力制御講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【13】ＬＣＤ（液晶ディスプレイ）の表示とプログラミング講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【14】音リズムによるサーボモータの制御講義、実演、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
【15】タッチセンサーによるスイッチＯＮ／ＯＦＦ講義、演習、質疑応答組み込みマイコンを使った動作確認と回路図作成(９０分）。
評価方法
　演習やレポートが多い実践的な授業を行うので、試験70%，平常点30%とし、到達目標の項目それぞれについて60%以上を合格とする。なお、平常点は、受講姿勢、演習の回答、レポートなどを総合的に評価する。
無断欠席の無いように。
解答例等は、グーグルクラスルーム、授業等でフィードバックする。
教科書
プリント配布
参考図書
Arduino Projects Book
Getting Started with Arduino　O’Relly
Arduinoをはじめよう　オライリージャパン
機械に知力をつける制御用マイコン　初歩から応用まで　第２版　太平洋工業（株）編　日刊工業新聞社
備考
【クラスコード】授業でアナウンスします。グループ学習になります。
【科目ナンバー】EDEE204L
科目ナンバー一覧表は、学生ポータルサイト→リンク→その他の欄に表示します。
【オフィスアワー】水曜日16：00−18：00　１０号館７F居室
各自ノートパソコン持参が望ましい。（ノートパソコンを持っていない人は、学校のパソコンを使うことになるのでUSBメモリ持参のこと。）
教材を使った授業になります。
【実務経験】1986ー2017　NTT研究所　研究員