徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    食品の安全性

科目番号32228担当教員名福田  傳単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針 等) 食品の生産、加工、流通、消費までの一貫した安全性に ついて、以下のような内容で学習する。微生物とは何かを知り、有史以来人類の生活 に深く関わってきたことを理解する。また、微生物は醸造工業、医薬品製造、食品製 造などに貢献したことを知る。その反面、微生物の病原体による感染や疾病、食中毒 などを学習し抗生物質の多用や抗菌商品の氾濫、免疫力の低下などについて考える。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】微生物(カビ、酵母、細菌)の一般性状  
【2】微生物の生育と環境因子  
【3】微生物の酵素と種類、その性質と作用  
【4】食品の腐敗と変敗、食中毒予防の3原則  
【5】食中毒の防止、自然毒食中毒、キノコ、フグなど  
【6】食品の安全性の確保、水産加工食品、冷蔵と冷凍  
【7】食品の貯蔵、滅菌と消毒、消毒剤の作用と特徴  
【8】微生物利用の食品加工(醤油、みそ、酒、ビール、パン、食酢、納豆など)  
【9】応用微生物工業(アルコール、有機酸、アミノ酸、医薬品など)  
【10】免疫と抗原抗体反応、アレルギー  
【11】感染症の予防、感染源、経路など、伝染病と予防法  
【12】感染と発病、ワクチン、化学療法  
【13】特定の微生物による主な感染症  
【14】食品の安全性と私たちの生活  
【15】遺伝子組み換え食品、まとめフードスペシャリスト過去問演習  
評価方法
試験、レポート、授業態度
教科書
食品の安全性 日本フードスペシャリスト協会編 2000円
参考図書
応用微生物学 光生館 、 新微生物学 建白社
備考